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大岩山・石尊山(足利の山)

山行日
    2006年12月3日    晴れ   単独

コース 概略図はこちら
    P点→大岩町西舟→(大岩山南西尾根)→縦走路合流点→大岩山→石尊山→浄因寺→(巻道)→毘沙門天
    →(男坂)→P点

 一年経つのは早いもの、歳を重ねるに連れ加速度を増しているようです。もう、山行も高い山から低い山へと、陽だまりハイクや雪遊びをして、体力の維持に努めるのが3、4月まででしょうか。寒気団がやって来たとか、の報道でしたが、午前中暖かく、足利の行道山を歩いてきました。2,3日前NHKで浄因寺の紅葉を映していました、まだ間にあうかな、が一つ。それから、この3月に山下町から大岩山の南西尾根を歩き、1/3ほど歩いたところで、東側から整備された道と合流した。この道はどこから入るのだろう、これを確かめたかった。

 駐車スペース、概略図P点を7:40出発、南に突き出た小尾根の国土地理院の破線の道を探す。結局入口が見つからず、西から回りこんで、人家の裏から尾根に取り付いた、7:55。ひどいヤブ、シノ竹、サカキやカシの低木をかき分け、赤松の倒木を乗越え、くぐって進む。ほどなく明るい雑木の斜面となる。鳥に運ばれて芽生えたマンリョウやナンテンが、赤い実をつけていた。オヤッ、気付くと真っ赤なモミジが足元に、大きな岩を越えると、季節を間違えたのかピンクがかったヤマツツジが一株、初秋にはクルイザキを良く見るが、もう十二月。
  
                     地図上の道が分からず、ヤブをこぐ

  
          ヤブの中でマンリョウやナンテンが実をつけていた                       

  
   足元に真っ赤なモミジ                  岩場を乗越えると

  
                  ヤマツツジが一株、黄葉のナラの木の根本に

 だんだん獣道が明瞭になり、人の歩いたような道となり、ついに整備された道に出た、8:42。ところどころ岩の露出した変化にとんだ道である。勾配はちょっとキツイところもあるが、南の展望が開け、富士山、筑波山を遠望できた。勾配が緩やかになると、春歩いた道と合流した、9:00。
  
  人の歩いた道となり                     ついに、整備された道に出る

  
  ブルでならした道も下に向っていた            東には両崖山の尾根

  
  葉が大きいが、これも楢かな?                 これは、普通の楢だ

  
   富士山遠望                        アップでもう一枚

  
   太田の金山と多野、秩父方面の山遠望        アブラツツジの真っ赤な紅葉

  
   筑波山遠望                        アップでもう一枚

 ここから南に少し歩き、展望の利くP378で小休止、浅間山、榛名山、赤城山、袈裟丸山の良く見えるところだ。渡良瀬川に沿った街も一望できる。目指す大岩山、石尊山はもうすぐだ。9:15先ほどの合流点に戻る。
  
    赤城山                          浅間山と榛名山

  
    袈裟丸山                         石尊山、岩山(右)

 合流点から少し下ると、MTBを必死に押し上げる若い人2名に会う、知る人ぞ知る道なんですね、マイッタ、マイッタ。このMTBは下り坂専用だとか、スゴイがっちりしたボディーでタイヤも太く、両輪デスクブレーキだった。「気をつけてね」、と一言、不明な道と2本合流し、縦走路に9:30、大岩山山頂着9:35着。緩やかな尾根を歩き、小さいピークを二つ越すと東屋のある石尊山山頂着、9:47。東西の展望を見て、小休止。
  
    MTBを押し上げる若い人に会う           縦走路と合流

  
   大岩山山頂                        緩やかな尾根、小さいピークを二つ越すと

  
  石尊山山頂着                       赤城山の雲がとれて、黒檜山は雪が降ったようだ

 山頂から少し下ると、右に曲がり、紅葉の残る道を下って寝釈迦へ出る。石仏が岩場に点々と、眼下は田島町のようだ。ここから、階段を下って、浄因寺の紅葉をこの目で、風に舞う落ち葉、しばし見入る。
  
   紅葉の残る道を下り                   寝釈迦で一息

【浄因寺の紅葉】
  

  

  

  

 浄因寺を下り、小さな池のある場所から、毘沙門天への巻道に入る。イノシシのいたずらだろうか、少々歩きにくいところもあったが、11:00毘沙門天最奥の駐車場着。すっかり修復の終わった毘沙門天を通り、男坂を下って道路へ11:15、駐車点へ11:29着で本日の山行を終えた。
  
  大岩山を巻道から                     シャガの群生地を抜ける

  
毘沙門天最奥の駐車場から浄因寺方向の紅葉、右遠方は女峰山    毘沙門天のモミジ

  
  毘沙門天                          男坂を下って道路へ

 総所要時間は、3時間49分であった。浄因寺のモミジとイチョウ、奇麗だった、風に舞い散るイチョウの葉、よかったね。肝心の道探しは失敗、次回は上から下ろうか、宿題としよう。


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