気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
sub3-313
三毳山・岩船山・大平山

山行日
    2007年3月4日    晴れ   単独

コース 概略図はこちら(約1M)
    道の駅みかも→三毳山南西尾根→“わんぱく広場”→三毳神社→中岳→青竜ガ岳→かたくりの里→岩船山
    →関東ふれあいの道出合→馬不入山→晃石山→大平山→大平山神社→大平山登山口→ぶどう団地交差点
    →静交差点→道の駅みかも

 昨秋の雲取山以来ロードを歩いてない、バカ陽気に三毳山のカタクリが気になる、この二つを目的に計画した。計画というと大げさだ、単につなぎ合わせればよいだけのこと。6:30、道の駅みかもに駐車して、6:37南西の尾根に取り付く。かたくりの里まで2時間ほど、(咲いていれば)アズマイチゲ、カタクリの開花時間となるだろう。イバラとシノダケのヤブを漕いで約20、“わんぱく広場”に出る。前回の失敗があるので、柵の外側を歩きハイキングコースに出ようとしたが、エリアがなくなって敷地内に入るや、センサーが働いて“ピー、ピー”のけたたましい断続音が響く。急いで通り抜け、6:55急斜面に取り付くと音は消えた。自動的に消えたのか、確認されたのか定かでない、またやってしまった。

 7:05、“冒険砦”の天辺で小休止、帽子、手袋、チョッキを脱ぐ。砦の遠望、見渡すが、春霞で視界不良、遊歩道に戻り北側から霞みの中に大平山を望む、さえない景色。続いて富士見台の上から、関東平野を見渡すが、全く絵にならない。山頂中継広場を抜けて三毳神社7:25、参道のソメイヨシノの蕾はかたかった。
  
   イバラとシノダケのヤブを漕ぐ               大きな岩場に出る

  
  東北道を真下に見て         間もなくサカキ、カシノキに覆われた小さなピークに出る、直ぐ先は“わんぱく広場”である

  
  この先からハイキングコースに入る            春霞の大平山、ハイキングコースから

  
   同、R50、出発点付近                    同、R50西側

  
  同、三毳山最高峰、青竜ガ岳                 東方向、富士見台から

  
 この尾根を下ると山頂中継広場               ここから少し登り返して三毳神社

 ここから落葉樹の林を緩やかに進む、東の田園風景を眼下に見られるポイントであるが、今日はNG、7:32中岳着。カタクリを下見にきた男性一人、ついでにと上がって来たという。右に歩こうとしたら、「縦走路は左」と教えてくれた。下って緩やかなアップダウンが続き、8:04アンテナのある青竜ガ岳着。1/25000地形図では、ここが三毳山229mとあり、最高峰のようだ。佐野市カタクリ園800mの道標あり。
  
 落葉樹の林を緩やかに進む                 東の田園風景を眼下に

  
  中岳山頂                          山頂から北側の眺望

  
  青竜ゲ岳は近い                      ウグイスカズラが咲き出していた

 北側に少し下り、右手に入り山頂を巻くようにして、ヤマツツジの沢山ある尾根の先端から、急な階段を真っ直ぐ下りるとカタクリの群生地である。園内には複数の遊歩道があるが迷うようなところではない。カタクリ、アズマイチゲ、イチリンソウの花を探して遊歩道をアップダウン、話では咲いていると聞いていたが、どうも? である。人家の間を抜けて旧50号にでる、8:40。ここには“かたくりの里”の案内標識あり。この道を東に歩き左手の小さい山を過ぎた所で左折し、踏切を渡って、小道を歩き岩舟駅の所から、9:13石段を上がり、岩船山山頂に立つ、9:35-9:47小休止。
  
 北に下り東に回りこんでヤマツツジの尾根先端で    西北方向に階段を下ると

  
  カタクリの一大群落に出る、蕾の膨みから1週間ぐらいで開花するでしょう

  
  北へ歩くと旧R50に出る、ここに案内標識あり     小道を辿って駅北側から岩船山に入る

  
  山頂から三毳山                   これも三角点か、172.7m   (特殊な三等三角点のようです

         
                      高勝寺の三重の塔と山門、見応え有り

 お気に入りの高勝寺の三重の塔と山門を撮って、北側に下る、ここに、大平山8.0km、桜峠5.5kmの道標有り。大平山を北方向に見ながら、くねくねした狭い道路を下り、山際ののどかな風景を見ながら進む。田圃の土手には、つくしが頭を出し、タンポポ、オオイヌフグリ、ホトケノザ、ナズナが咲いていた。野生化した菜の花が満開で奇麗だった、ガードレールの間に首を突っ込んで岩船山を背景に一枚撮った。10:10北関東ふれあいの道に出る、馬不入山2.0kmの道標あり。
  
 高勝寺北側のヤブツバキ、濃緑と赤、キレイ          下り坂から大平山

  
 下って田園を歩く、中央の女性の畑仕事がさまになる   野生化した土手に咲く菜の花と岩船山

 道路を500mほど進み、2つ目の溜池から左折し山道となる。3つ目の溜池を過ぎると道路を渡る10:23、丁度駅伝のランナーが通り過ぎて行った、あと馬不入山まで1.2kmとある。一旦高圧線の鉄塔脇に出て、急登する、3月上旬にしてはバカ陽気だ。中間のピークで、お恥ずかしい話だが、ステテコを脱ぐ。ここから40mほど下り120m登る、汗だくの坂道だった、10:58-11:05小休止。7,8人休憩中だった、東京から電車に乗ってやってきた人もいた。ここから落葉樹の林を4,5つ小ピ−クを越えると、東屋のある桜峠に出る。
  
  2つ目の溜池から山道となる               駅伝ランナーを見送って横断、ここから山中へ

  
  一つ手前のピークから馬不入山             馬不入山直下

  
     馬不入山山頂                   山頂から大平山

  
  バカ陽気の落葉樹の尾根、汗だくになって歩く    樹間に大平山

  
   桜峠にも4,5名人影が                  石段の急登、急ぐことなかれ


  斜面にウグイスカズラ、三毳山でも見たが花の進みが若干早い

 峠から手すりの備わった急坂の石段を上がる、50,60m真っ直ぐ上がる。そして2,3ピークを越えると、次が晃石山山頂である。手前から右手に入り、神社を経由して山頂へ出るのが一般的なようだが短縮コースを辿った、11:50-12:00。ここの様相がちょっと変った、南の木が払われたのである。山頂の南北が開き、神社から東を眺めれば、良いビューポイントとなるでしょう。しかし、今日のモヤでは眺望が利かない。狭い山頂に10人ほど、皆、昼食のようだ、私も右へナライして、頭上の咲きかけたキブシを見上げながら昼食とする。

 ここからは、小ピークを経て、桧の樹林帯を一気に100mほど下る、そして大中寺方面への道を分けると、緩やかに登り富士浅間神社に着く、12:33。ここは、1/25000地形図では大平山341mとなっている。只今、修理中のようだ、梯子が2つかかり、材料が山積みになっていた。小休止していると、隣の女性が話し掛けてきた、「どこから?」、「これこれ・・・・・」、「遠方から来られる方は多いけれど、朝から一日歩く人は????」、とあきれ顔だった。
  
晃石山山頂、南側の木が払われて視界が良くなったが、この春霞では         歩いて来た峰々

  
  キブシの蕾も大きくなって                   山頂から北方向へ桧の林を進む、結構急だよ


  ぐみの木峠の南のピーク、西斜面でマンサクを見つけた

  
              大平山山頂、341m、富士浅間神社 大平山城の案内板あり

  
    大平山神社北側から栃木市内           大平山神社

 ここから北側を巻いて大平山神社に立ち寄り、南の謙信平の茶店の間を抜け、13:00、東の尾根に入り、一気に下って大平山登山口に出る。小道を東方向にとり、両毛線の踏切を渡って、13:25ぶどう団地入口交差点に出る。辿った山々を右手に見ながら、県道を南進する。
  
ウオーキングシューズに換えて、東の尾根を一直線に下って      大平山登山口に出る

  
 小道を歩いてぶどう団地入口交差点へ          辿った山々を見ながら県道を南進する

  
  静交差点でR50に出て西進する             道の駅みかもあと2km、ゴールは近い

 13:35大平駅入口、14:34静(みかも橋)、右折してR50を西に進む、15:10道の駅みかもへあと2km地点、15:35出発点の駐車場に戻り、本日の山行を終えた。総所要時間は、9時間05分であった。期待したカタクリ、アズマイチゲは見られなかったが、ロードを久しぶりにしては順調であった。大平さんで会った人が、50,60人いたと思う、もう春ですね。というより今日は暑くてマイッタ山行だった、取った水分、水他で1000cc+ミカン1ケ。



気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”