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sub3-312
 秩父御嶽山

山行日
    2007年2月26日   晴れ   単独

コース 概略図はこちら
    普寛神社(秩父市大滝、落合)→(王滝沢)→御嶽山→(強石・落合方面の尾根)→杉の峠→普寛神社

 武甲山の生川登山口から旧大滝村の落合地区に移動、普寛神社脇の道を少し進んだ登山口に駐車、11:20出発する。聞くところによると、木曽の御岳山の王滝ルートの開拓者は、落合地区の普寛神社の行者だったとか、秩父御嶽山はそのゆかりの山なのである。王滝沢にかかる小橋を渡り、沢沿いに進み、堰堤を数ヶ所越える。勾配は急であるが、歩きにくくはない。沢の水を利用しているのだろうか、黒いチューブがずっと続いている。最後の堰堤を過ぎると二股に分かれ、道は左の沢についていた。小滝が連続し、神事のあとだろうか、幣束のついた縄が沢に懸かっていた。30,40分で登りつめ、工事壁に沿った斜面を急登すると、工事中(休止?)の林道に出る。
  
 R140脇にある普寛神社                  往路は左から、帰り道は右から

  
  この場所に駐車、王滝沢を渡る             沢沿いに、堰堤を越え、登りつめていく

  
  小さな滝あり                         神事のあとあり

  
    沢から別れ杉林を急登すると            林道の工事場に出る

 普寛トンネル脇から左に入り、巻くようにして人工林に入る。ブルトーザのフルスペックでつけたジグザグの急登した道である、掴むものもなく歩きにくい。ピカピカな道標が沢山有り、作業道と見間違えることは無い。これを抜けてやっと稜線に出る、12:32。
  
  トンネルの脇から入り                    杉林をジグザグに急登する

 稜線は、落葉広葉樹の残った細い尾根で、先方に山頂部がうっすら見えてくる。直下からトラロープ、鎖が設置してあり、一登りすると秩父御嶽山が祀ってある山頂である、12:40。山頂部は切り立っているせいか、狭く潅木があるものの両神山、浅間山、西上州の山、奥秩父の山々は一望できる。円形の案内板があり、山並みを追って、脳裏に刻み込む。
  
  間もなく稜線に出る                     正面に山頂部が見えてくる

  
                     切り立った山頂部、トラロープあり、くさり場あり

  
  秩父御嶽山山頂                       三角点、標高1080.5m

  
 両神山、右に浅間山                          浅間山アップ

  
甲武信岳方面の山                        大洞山方面の山

  
   雲取山方面の山                     山頂部のヒカゲツツジ

 13:00、山頂をあとに東側に下る。2,3分進むと、タツミチ経由三峰口と強石(こわいし)方向に分かれる。右手に入り、細い尾根を木洩れ日を浴びて下る。陽だまりウオーキングである、気持ちよい。13:23工事中(ここも休工中?)の林道に出る、ここを横切って杉林に入り、電波反射板に出る、午前中に歩いた武甲山と小持山、大持山を眺める。ここから、しばらく進むと高圧線の鉄塔下を通る、ここから眺める御嶽山は素晴らしい、切り立った山頂部が特徴的、あれが1000mの山なのか、って感じ。
  
 東側から山頂部                       東側の分岐点、強石方面の尾根を下る

  
                     こんな感じの道を木洩れ日を浴びて進む

  
  振向いて、山頂部を撮る                   ヤセオネの急坂を下る

  
   工事中の林道を横切る                人工林を歩き、間もなく

  
電波反射板に出る、ここから午前中歩いた武甲山と大小持山   そして鉄塔の下を抜ける、ここから撮った御嶽山

  
伐採箇所で見失いがちな登山道、よく見れば仮表示あり      落合の集落が見えると直に登山口

 13:46、強石・落合分岐点、杉の峠着。ここから山地図では破線の部分、林間の作業道、林道と伐採中の斜面を抜ける。よく見ると、それなりに仮の表示がついている。怪しさを感じた時は、立止まって一周り確認を要す。破線部分を無事通過し、舗装された林道に出る、14:10。あとは右手に回り込んで、落合集落を真下に見れば、登山口に戻る、14:18。山頂の眺望は素晴らしく、良い山だ、今は冬枯れの山頂だが、ヒカゲツツジの花が咲いたら、一段と美しさを増すだろう。総所要時間は、2時間58分であった。参考までに、本日の午前中歩いたコース武甲山一周が概ね累積標高差で1150m、御嶽山一周が650mである。


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