★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-385 根本山・熊鷹山 |
山行日 2008年5月6日 晴れ 2名 コース 概略図はこちら 桐生市梅田町石鴨(草木方面林道分岐点に駐車スペースあり)→不死熊橋→中尾根コース分岐 →(中尾根コース)→根本山→十二山・根本山神社→十二山→熊鷹山→石鴨林道出合い→(石鴨林道)→不死熊橋 →駐車点 花ページはこちら 久しぶりに知人のMさんとの山行、当初の予定では日光の鳴虫山アカヤシオ花見山行であった。しかし、気温上昇とともに花の進むのが早く、根本山に変更するも、山頂付近で見られれば良いのだが、と出かける。桐生川に沿って走り、三境林道と石鴨林道の分岐点に車を停め9:03歩き出す。GW最後の日でもあり、20台ほど停まっていた、これほど車を見たのははじめてである。もう緑は濃く、初夏というよりは、夏を思わせる山肌をしている。不死熊橋を渡り、遮断機の脇を通って、5分ほど歩くと中尾根コースが左に分岐する。ヤマツツジやミツバツツジの咲く作業道に沿って進み、分岐点から5分ほどで山間に入る。桧の人工林の急斜面をジグザグしながら進み、9:35抜けると右手に谷を介して野峰が顔を出す。若葉の中にミツバツツジとシロヤシオの競演が祠付近から始まる。 桧の人工林を抜けると鮮やかなミツバツツジに迎えられる 祠付近からミツバツツジが開花していた 斜面を下りてカメラを向ける同行M氏 満開のヤマザクラに出会う 気持ちよい新緑の道 新緑の中で咲く気品の高いシロヤシオ コメツガと新緑をバックにミツバツツジとシロヤシオの競演 運が良ければ、アカヤシオは祠付近からずっと山頂まで見られるが、新緑の状態から、山頂でも難しいだろうと思った。その代わり、シロヤシオとミツバツツジが連続する、花の鮮やかさはさすがに山だ、薄い紫でもクリヤーだ。白っぽいヤマザクラも樹間に大きく丈を伸ばし、急斜面にマッチした樹形を成している、感動するところだ。標高1000m付近からアカヤシオの残り花が見られた、やはり夕べの強風がきいたのか地面が花びらを敷きつめたようになっていた、11:10根本山1199m山頂着。 ヤマザクラが青空に映える、散りかけたアカヤシオ一輪 昨夜の強風に勝ったアカヤシオが点々と咲く 高度とともに芽吹いたばかりの道に変わる 咲き残ったアカヤシオと先を行くM氏 アカヤシオの残り花に何故かカメラが向いてしまう 錫ケ岳と日光白根山遠望 袈裟丸山遠望 周辺に10人ほど三境山から、根本沢から、中尾根から、熊鷹山からやってきたようだ。しかし、花の様子を見てか早々と去っていった、そして次の人と入れ替わる。芽吹いた林中で落ち葉に腰を降ろし、山の話に興じていると、良い気分で時間のたつのが早いものだ、11:40十二山に向かう。少し東方向に下ると、根本山の東斜面が一望できる、このうすい緑が素晴らしい、袈裟丸山を背景にアカヤシオを入れて一枚、今日来て見られた光景だ。十二山神社からは、いつも巻き道を歩いているが、M氏の要望、尾根伝いにツツジを見ながら歩く。 根本山山頂 しっかりしているアカヤシオの小枝 東に伸びる尾根から根本山東斜面の新緑とアカヤシオ 林間に輝く新緑、十二山神社付近 尾根伝いに歩き、振り向けばミツバツツジと根本山 イヌブナ or ブナ? カラマツの芽吹きとミツバツツジの開花 十二山から南に曲がり、ゆったりした尾根歩きとなる。芽吹きも一様でない、同種の植物でも早遅あり、枝でも変化する、これがまたいい、味がある。ツツジの花は鮮やかで目立つが、カエデの花は目立たない、でも良く見ると形、色合いが目を楽しませてくれる。単独行なら、さっと歩いてしまう尾根、M氏の観察力にじっくりと林間を眺められた、13:00熊鷹山1168.6m着、5,6人先客あり。 南に下って新緑を堪能、カエデが多いようだった 若葉とミツバツツジ、こんな風景が好みだ ホウノキの芽吹き、葉をしっかりを包んでいた皮が垂れ下がっている カエデの花2種、左は緑で房状、右は赤っぽいた色 笹の道、雪の道も楽しんだが今は勢いを感じる森に魅力あり リョウブの芽吹き、緑色したチョウが舞っているよう 熊鷹山山頂周辺、ミツバツツジ、シロヤシオが間もなく一斉に咲き誇ることでしょう 山頂周辺はツツジの宝庫だ、アカヤシオ、ミツバツツジ、シロヤシオ、ヤマツツジと群生している。また、山頂の展望櫓から見る眺望、大いに楽しめる。今日は展望図を準備してきたが、春霞に出番はなかった。でも、赤城山、袈裟丸連峰、日光連山、前日光、根本山周辺の眺望はあった、13:20山頂をあとにする。 熊鷹山からの展望図 (約1000kb)、プラウザでお戻り下さい 熊鷹山山頂から根本山と袈裟丸山 同、丸岩岳1127m 同、男体山と女峰山遠望 この満開時が見たいところだが 石鴨林道から根本山 道端に咲くフデリンドウ フデリンドウ、日差しを浴びて満開のようです モミジイチゴ 沢の水は冷たく 美味しい桐生川の水 燃えるような沢筋の新緑 小さい滝の連続する沢 清流を眼下に本日の山行を終える 急坂を下って13:40石鴨林道へ、ミツバツツジ、ヤマツツジ、モミジイチゴ、フデリンドウを見ながら、冷たい沢の水で喉を潤し、桐生川に下りて小滝を眺め、15:00駐車点に戻る。総所要時間は5時間57分、単独行なら4時間程度なのだが、M氏とゆっくり楽しんだ山行であった。アカヤシオはほとんど見られなかったが、シロヤシオは予想外、M氏は奥方と再登頂するとか。終わってみれば、充実した一日、良い山行であった。 花ページはこちら 熊鷹山からの展望図はこちら (約1000kb)、プラウザでお戻り下さい |
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