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野峰・丸岩岳・熊鷹山・十二山・根本山(桐生周辺の山)

山行日
    2007年1月15日   晴れ   単独

コース 概略図はこちら
    桐生市梅田町天満宮→(ヤブ尾根)→野峰→丸岩岳→熊鷹山→十二山→根本山→(中尾根コース)→不死熊橋
    →天満宮

 2002年2月に根本山から丸岩岳まで歩き石鴨林道を戻った。その時、野峰まで進んだとして、下山ポイントをどこにするか、車までの林道歩きを考え、丸岩岳までとした。今回は、まず、野峰の山頂を踏んで、一回りする計画とした。石鴨の天満宮脇の公衆便所前に駐車し、バス停の所から桐生川を渡り、右尾根に取り付いて、そのままダイレクトに山頂を目指す予定だ。

 天満宮7:30スタート、桐生川を渡ると道に沿って右手に沢が流れている、50mほど進んだ所で、小橋を発見、そして橋の向こうに昔材木を運んだような跡、これを辿り、杉林を抜け尾根に取り付いた、7:45。杉から桧、尾根筋は雑木に変り、残雪が白さを増す。枝だ尾根を2,3本合せると、右手が明るくなり、樹間に鳴神山を望む。再び見通しの悪い潅木となり、左から尾根が接近し急斜面となった所でアイゼンを装着、8:34。潅木に掴まりながら直登し、勾配が緩くなった所で右からの尾根と合わさり野峰1009.9m山頂へ、8:48。山頂は樹林帯に囲まれているが、北側のみ半開き、その間から白い尾根、日光白根〜男体山を望むことができる。
  
  桐生市梅田町天満宮、道路を挟んで駐車スペースあり     沢にかかる小橋を渡って

  
  杉林を抜けて                       尾根筋に出る

  
 樹間から鳴神山                       尾根を登りつめると野峰1009.9m山頂

  
                      日光白根山、男体山方面の展望

 野峰から真っ直ぐなヤセオネを下る、雪の残る急坂である。陽が燦燦とふりそそぐ雑木林の中を小さいアップダウンンが連続する。9:50、林道を横断し、直ぐにまた山間に入り、枝間に袈裟丸連峰を眺め、振向けば野峰の山頂部を望む。間もなく左手に赤城山の全容、袈裟丸山が丸岩岳の左に見えてくると、間もなく丸岩岳1127mである、10:05。山頂は眺望のない平坦な雑木林である、小休止して10:18熊鷹山に向かう。
  
                  急坂を北東方向に下る、最近のトレース

  
   緩いアップダウンを繰り返す              振向けば野峰

  
                     袈裟丸山を枝間に見る
      
  
              積雪は深いところで20cm程度、明るい落葉樹の林が続く

  
   林道を横断し直ぐ山間に入ると間もなく           袈裟丸山を丸岩岳の左に

  
   赤城山の全容を見ると                  間もなく丸岩岳1127mに着く

 北方向に僅かに下り鞍部で林道と接近する。登り返してP1084を越え、北東方向に高度を上げていく。この辺も雑木林、樹床はクマザサに覆われている。道は2/3ほど残雪があり、スノーハイクには気分の乗る尾根である。一汗かくと緩やかになり、10:43左手に林道から熊鷹山への直登ルートを合せ、10:47鳥居と祠のある所で作原からの道を合せ、熊鷹山1168.6m山頂に立つ、10:50。
  
下って登り返すと左手に林道から熊鷹山直登ルートを合せ、作原分岐点に祠あり、そこから丸山を望む

 この山頂には展望用のヤグラがあり、本日のルート唯一360度絶景が堪能できる。まず、あっと驚くのは男体山だろう、今の時期袈裟丸から女峰まで白い山並がつながっている、その中で近いせいか一際高く見える。そして左に赤城山と浅間山、八ヶ岳、富士山の遠望と見応えがある。男体山の右に目を転じれば、前日光の山並があり、更に右手に長い尾を引いた筑波山を望める。11:10、山頂をあとにする。
  
 ほどなく展望の良い、熊鷹山山頂1168.6mに着く     山頂から赤城山

  
  その隣に浅間山                       日光白根山〜男体山方面の山並

  
   同、男体山&女峰山                  同、日光白根山付近

  
  同、皇海山                          同、袈裟丸山


   同、袈裟丸山〜女峰展望   画像をクリックすると拡大します(プラウザの戻りボタンでお戻り下さい


   日光白根山〜女峰展望  画像をクリックすると拡大します(プラウザの戻りボタンでお戻り下さい

  
 丸岩岳の上に富士山、うっすらと                筑波山

 ここから殆ど真北に向う、日当たりの影響だろうか、残雪が多い所は20cmほど、雑木林の道を3つほどアップダウンすると、十二山1143mに着く、11:31。山頂から大きく西側に下り、トラバースぎみに歩くと、十二山根本山神社に着く、11:43。現在は、鳥居と祠や碑を残しているが、その昔は社があったような感じである、片隅に参拝者の記載帳あり。神社から登山道は2つに分かれる、根本山の山頂を巻くコースと尾根伝いに山頂へ向うコースである。一回だけ巻道を利用したことがあるが、それ以外は山頂経由の山行である、一登りして根本山1199m山頂着11:57。これで予定の5峰を踏んだ、この山頂部も雑木に囲まれ展望はない。
  
  熊鷹山から3つほど小さいピークを越えると       十二山1142mに着く、ここから2,3分で氷室山への道を右に分ける

  
                   鞍部から日光白根山、男体山を枝間に

  
  南へ回り込むと陽だまりで落ち葉を踏みしめ      間もなく十二山根本山神社着

  
 ここからヤセオネを行くコースと山頂を巻く道に分かれる   一汗かくと根本山1199m山頂に出る

 ここから西方向に稜線を少し歩き、左に下ると先ほどの巻道に出て、中尾根コースに入る、12:08。この尾根はヤシオツツジの沢山見られる所だ。東斜面は桧の人工林である。露岩の道から、歩いてきた熊鷹山と丸岩岳が下の林道を介して望める。12:35祠を通過し、桧林の急斜面をジグザグ下ると間もなく、林道に出る、中尾根コースの登山口である、12:46。この林道を歩くと3,4分で石鴨林道に出る、12:50。所々凍った林道を進み、不死熊橋を渡って、アイゼンを外し、桐生川沿いの舗装道路を歩くと天満宮に出る、13:15。(不死熊橋-天満宮 約1.7km)
  
西方向に進み、南西に下って、巻道で中尾根コースに入る   東側は桧の人工林となる

  
        稜線からは歩いてきた熊鷹山と丸岩岳が下の林道を介して望める

  
桧の人工林を下って中尾根コースの登山口へ  石鴨林道へ出て不死熊橋を渡り桐生川に沿って歩けば天満宮に出る

 総所要時間は、5時間45分、雪の少々残る雑木林の静かなハイクであった。熊鷹山〜根本山は大勢歩いたような感じ、丸岩岳、野峰は少数の踏み跡あり。本日は月曜でもあり、誰にも会わなかった。


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