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根本山・熊鷹山(桐生の山)

山行日
    2006年5月3日  晴れ  単独

コース
    桐生市梅田町石鴨(草木方面林道分岐点に駐車スペースあり)→不死熊橋→中尾根コース分岐→(中尾根コース)
     →根本山→十二山・根本山神社→十二山→熊鷹山→石鴨林道出合い→(石鴨林道)→不死熊橋→駐車点

 2006年1月10日に歩いたコースを今回はヤシオツツジの花を求めて歩いた。GWとあって、石鴨の駐車スペースには、早くも20台ほど駐車していた。花は見頃と聞くだけに、気持がはやる、7:15出発。100mほど歩き、不死熊(ふじくま)橋で、手袋を忘れたのに気付く、この時期引き返すほどのことはないが。遮断機の脇を通り、林道を沢に沿って歩き、7:25中尾根コースの分岐点にさしかかる。先発の2名を越して、枝道の林道に入る。この道は、植林に利用したのだろうか、今は大分荒れている、5分ほど歩き7:30登山道に入る。ここから尾根を目指して桧林の中を急登する、また2名の前に。
  
 不死熊橋から沢の流れ                  林道分岐、中尾根コースは左折します

 10分ほど歩くと、東側に谷を隔てて丸岩岳が顔を出す、ヤマザクラの花も満開のようだ。7:43人工林を抜けて、尾根らしきところに出る、ワンちゃんをつれた夫婦の前に出させてもらう。ここから少し進むと、石の祠に出る7:50、左の木立の向こうに根本山の山頂部を望める。早くもこのあたりからヤシオツツジが現れる。でもすでに散って葉がでかかっている。代ってミツバツツジが見頃である。
  
 尾根に近づくと人工林は終わり、東に丸岩岳が現れる   ヤマザクラも満開でした

  
 祠にでると、左に根本山が見えます         ヤシオツツジが散ってミツバツツジが満開でした

 ここから、岩場をちょっと下って直に登り返すと、ヤシオツツジの残り花が現れました。昨日の強い雨にうたれたのだろうか、うつむいて元気なさそう。高度を上げていくと徐々に花の数も多くなり、山頂部に期待をつなぐ。8:37、山頂部の巻道に出る、直進して8:30主稜線へ、ヤシオツツジ越しに日光白根山を撮る、ここでも花に元気がない、8:38根本山1199m山頂着。尾根伝いに進み、ヤシオツツジを撮りまくる、多少蕾を残しているが、花は下を向いたまま、とても花のアップなど撮れない、先ほど分岐点の手前で会った4人グループが到着。「今年は、去年の四分の一しかないようだ」、と言っていた、8:50右折して、十二山に向かう。
  
  ヤシオツツジの残り花                   オオカメノキが咲き出してました

  
   ここでは、ちょっと遅かった               こんなに散ってました

  
  巻道を直進して主稜線へ                 主稜線

  
  山頂はもうすぐそこ                     根本山山頂1199m

 急坂を下り、点々と咲くヤシオツツジと日光白根山を眺めながら、十二山神社9:06、南東にこれから向う熊鷹山を見ながら、小高い山頂を巻きながら十二山山頂へ向かう。氷室山方面の道を分け少し登って十二山山頂」着、9:14。
  
 根本山から急坂を下る                    ヤシオツツジの後に日光連山遠望

  
    皇海山遠望                       皇海山アップ

  
  ヤシオツツジと日光白根山                同、アップ

  
  十二山神社                         これから向かう熊鷹山方面の山

  
   日光白根山遠望                     同、アップ

  
  祠を過ぎると十二山山頂                   ここが、十二山

 ここから南に向きが変わり、明るい落葉樹林帯を緩やかにアップダウンする。樹床にはクマザサがビッシリ生え、もうじき低木のヤマツツジ、ミツバツツジが咲くでしょう、9:35熊鷹山山頂着。ここには、木製の立派なヤグラが組まれている、ここの眺望が素晴らしい。雲が大分あるが、赤城山、袈裟丸連峰、皇海山、日光白根山、男体山は奇麗に見えている。2月頃の空気の澄んだ時がお薦めです。9:50先ほど抜いてきた報道屋さん達に場所を譲り下山する。
  
  ここから東に向きを変えて進む、低い笹の密生する落葉樹林を抜ける、正面に熊鷹山

  
  熊鷹山直下                         熊鷹山山頂のヤグラから根本山と袈裟丸山遠望


    赤城山、袈裟丸連峰、皇海山、日光白根山、男体山を遠望、手前左が根本山、右が十二山


   袈裟丸連峰、皇海山、日光白根山遠望

  
  赤城山                           上越国境の山遠望

  
 袈裟丸連峰                           皇海山

  
   日光白根山                       男体山

 雨上がりの滑りやすい急坂をちょっと下ると、祠が左手にあり、直下で作原方面の道を分ける。再びこの辺からヤシオツツジが見られる。9:55主稜線と分かれ、枝尾根に入る、ここでもヤシオツツジがまだ残っていた。どちらかというと、ここの花の方が元気がいいようだった、間もなく人工林を抜け林道に飛び出る、10:08。
  
 南に丸岩岳                          作原方面分岐

  
  ヤシオツツジと根本山                   急降下して

  
  人工林を横切り                       林道へ飛び出る

 あとは、沢沿いに駐車点まで林道を4kmほど歩く。小さい沢を集め、流れを早め、小さい滝をつくり、淵をつくり、水量を増していく。緑は次第に濃くなり、この山行の終わる地点では、初夏の装いとなっていた、11:04駐車点着。
  
                         沢の流れを眺めながら

  
                        花々を眺めながら、林道を歩く

  
   右手に十二山付近だろうか                緑の濃さを増す

  
   小さい滝あり                          淵あり


【中尾根⇒根本山山頂のヤシオツツジ】
  

  

  

  

  

  


【根本山山頂付近のヤシオツツジ】
  

  

  

  

  


【熊鷹山〜林道で見たヤシオツツジ】
  

  

  

  

  

  

  

 総所要時間は、3時間49分であった。多分昨日の雨の影響と思いますが、花の元気さにイマイチ残念だった。アカヤシオツツジは終盤に入っているが、これから、ミツバツツジ、ヤマツツジとしばらく楽しめるコースである。でも、光を充分に浴びる午後になったら、花が元気を出すかもね。
 
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