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根本山・熊鷹山

山行日
    2006年1月10日   曇りのち薄曇    単独

コース 概略コースはこちら
     桐生市梅田町石鴨(草木方面林道分岐点に駐車スペースあり)→不死熊橋→中尾根コース分岐→(中尾根コース)
     →根本山→十二山・根本山神社→十二山→熊鷹山→石鴨林道出合い→(石鴨林道)→不死熊橋→駐車点

 予想していた知人からの誘いがなく、“当掲示板の鳴虫山(1104m)の雪が少なかった”、のすず○さんの書き込みを見て、ちょっと南に位置する根本山(1199m)を計画した。熊鷹山からの日光連山の眺めを期待して出かけたが、天気は曇り、桐生市梅田町石鴨の奥にある草木方面林道分岐点に車を止め、7:20スタートする。

 5分ほど林道を歩くと、根本沢にかかる不死熊橋を渡る。橋から凍りついた沢を見下ろし、美しい氷の芸術にカメラを向ける。遮断機をくぐり抜け、数分歩き根本山への中尾根コースに入る、7:33。雪の残る林道を歩くと、間もなく桧の斜面に入る、急斜面をジグザクしながら進むとコメツガが稜線に現れ、小さなピークに出る、7:50。付近からは、丸岩岳、熊鷹山を樹間から望めた。ここから雪の少々残るヤセオネを通過する、アイゼンをつけるには早いし、わずかな距離であるが神経をつかう。登り返すと右斜面は桧、左斜面は落葉樹となり、登山道の残雪が連続してくる。
  
     駐車地点にあった石像                  枯草はアキノタムラソウ?

  
                        根本沢の流れと氷の芸術

  
                     根本沢の流れと氷の芸術

  
             中尾根コースに入り          林道を歩き、間もなく桧の人工林に入る

  
                        丸岩岳、熊鷹山を樹間に

  
 石の祠のある小高いピークに達する           稜線の雪が連続してくる

 ここで、アイゼンをつけしばらく進む、一本左の尾根が接近し、稜線下の巻き道に出る。急斜面を直進し、8:52稜線に出ると間もなく根本山山頂1199mである、8:58着。林中なので視界がない、北側にちょっと進むと、樹間から赤城山の見える場所にでるが、今日の赤城山は雲の中に隠れている。小休止して9:10、十二山・根本神社へ向う。
  
稜線直下の巻き道へ、直登して稜線に出る       稜線を進むと間もなく根本山山頂1199mへ

  
 山頂付近で見た動物の足跡、何かな?         山頂から東へ延びる尾根へ

  
 少し下った平坦な場所ある十二山根本山神社       少し登り返して十二山へ

 落葉樹の樹林の尾根を東方向に下ると平坦な場所に出る、ここに十二山根本山神社がある、9:21着、周辺に建物の残骸が散乱し雑然としているが、祠にはお正月で真新しい幣束が下がっていた。東に少々登り返して氷室山方面の道を分け、十二山山頂へ9:34。ここから笹道を南へ緩やかに下り、ひと登りすると、ほどなく、展望ヤグラのある熊鷹山山頂1168.6に出る、9:58着。
  
 林中に総合案内?                      東斜面には一面雪が・・・

  
  熊鷹山直下                         熊鷹山、背後に根本山


  根本山(左)から歩いた稜線、背景に袈裟丸連峰、皇海山、日光連山

  
根本山と背景の袈裟丸連峰、皇海山            男体山、女峰山

  
 丸岩山方面                         石鴨林道への分岐

 薄日がさしてきたが雲が多く、期待した雄大な眺めはお預けっとなった。早めの昼食をとって10:15下山する。作原方面への道を南直下で分け、緩やかに尾根筋を進むと間もなく石鴨林道への分岐点にさしかかる。一気に下って、10:30林道へ飛び出す。ここから林道伝いに歩き、11:25出発点に戻って、今日の山行を終えた。総所要時間は、4時間05分、寒中にしては汗ばむような曇りっ日だった。期待した熊鷹山の眺望は、ハズレ、いずれまた、ワンダフルと山並に発する時がくるでしょう。


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