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鳴神山

山行日
    2008年11月10日   曇り   単独

コース
    桐生市川内町駒形道路終点→肩の広場→鳴神山山頂(桐生岳)→仁田山岳→北の肩→赤柴登山口→駒形道路終点

 もう600m付近まで紅葉しているとか、では、ちょっと、と駒形から入る。駐車地点には赤黄そろって歓迎ムード、8:10出発。作業道が行止まり駒形登山口から山間に入る。出水の跡か、登山道が石ころだらけ、まるで沢の中を歩いているようだ。杉林が終わり沢筋の広葉樹は緑から黄緑、黄色に変わり、更に橙、赤色と濃さを増す。登山道の落ち葉も徐々に厚さを増す、ザクザク踏みしめながら肩の広場へ9:10。

  赤黄そろって歓迎、駐車地点

  
  駒形登山口                          沢筋のガタガタ道

  
                              沢筋の紅葉

  
     コアジサイ                         高度とともに・・・





  







  





  

 ここまで来ると紅葉も残り物のようだ、岩の間を抜け、アブラツツジの真っ赤な紅葉をくぐり、9:16鳴神山山頂着。天空は曇天、残馬山方向に袈裟丸山が薄っすら見える程度。見下ろす近場の山並みの紅葉は見頃、しかし、写真にはならない。20分ほど休んで、西側の山頂仁田山岳へ。
  
   肩の広場                             鳴神山山頂の紅葉


           鳴神山山頂


  山頂南側の紅葉、アブラツツジが多い

  
     山頂の看板、アカヤシオ               紅葉アップ

  
    仁田山岳への道、ほとんど落葉            仁田山岳から北の肩への道、冬枯れ

 結局、山頂部は東の山頂桐生岳の一部を除き、冬枯れだった。ここから北側、北の肩へ下る。あっ!、光景に驚く、山頂部を春先に彩るアカヤシオが鹿にやられている。壊滅ではないかもしれないが、かなりのピンチだろう。山間部の鹿の食害というとシラビソ、桧、リョウブなど見たが、アカヤシオは初めてだ。鹿君の姿を見るのも山歩きの楽しみだが、これは許しがたい。ここが被害にあったということは、鹿密度の濃い袈裟丸山もいずれこうなってしまうのだろうか。

     鹿に食われたアカヤシオ


    北の肩


                   コアジサイの道、黄葉

 北の肩で尾根から離れ左に下って沢筋から林道へ、赤柴登山口10:05。この付近の林道も大分荒れている、車も登山口の中間でストップだった、10:24駐車地点に戻る。総所要時間は2時間14分、紅葉見物はちょっと遅かったが、鹿の食害、来年のアカヤシオの開花が気になる山行だった。


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