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鳴神山〜吾妻山(桐生の山)

山行日
    2008年2月21日   晴れ   単独

コース 概略図はこちら    
    吾妻公園駐車場→天神町2丁目交叉点→梅田町3丁目交叉点→木品(鳴神山登山口大滝コース)肩の広場→
    鳴神山(979.7m)→肩」の広場→花台沢ノ頭(811.4m)→三峰山(697m)→大形山(681.5m)→萱野山(568.3m)
    →吾妻山(481.1m)→吾妻公園駐車場

 ロードを入れた山行第2弾として鳴神山一回り、およそ道路11km、山間13kmで計画した。6:40、吾妻公園を早朝散策した人たちだろうか、10人ほど下りてきた、その人たちに混ざって吾妻公園駐車場を出発する。小路を抜け山手通りへ、山裾に点在する神社仏閣の多さに関心しながら進む。この時間は、閑静な通りで、散歩する人も多い、7:04天神町2丁目交叉点左折。県道66号線に出ると様相が一変する、通勤の車だろうか、それに小さいトラックも多い。車を避け、段差の連続する歩きにくい歩道を仕方なく歩く、チャリンコにも気をとられる。桐生川と接近しまた離れる、2度3度繰り返し、梅田町1丁目で大きく円弧を書いて道路と平行する、川の流れを見ながら木製の柵に沿ってしばらく進む。やがて道路は、山裾を巻くように進み梅田3丁目交叉点に着く、7:54。
  
  山手通りの標識                       梅田町1丁目付近の桐生川沿いに道

  
   梅田町3丁目交叉点                    左折し、鍋足方面の県道343号線に入る

 ここで左折し、鍋足方面の県道343号線に入る、正面に山並みが見えてくるが、中央奥が鳴神山であろうか。案内板によると、道なりに高沢川に沿って木品の鳴神山登山口まで、3.6km進む。標高差もあり、スピードは若干落ちる。人家もマバラになり、道幅が狭く、カーブが連続する、そして桧の人工林を抜けると、登山口に出る、8:45。
  
曲がると案内板あり、鳴神山登山口まで、3.6km     正面奥が鳴神山?

  
            鳥居をくぐると右手に案内板あり、鳴神山登山口大滝コース

 10分ほど小休止して、荒れた登山道を進むと大滝へ、9:03、残雪の増す道を沢に沿って登りつめ、カッコウソウ復元地の桧林の中を急登すると肩の広場に出る、10:00。少々凍りついた登山道を慎重に進んで、祠の並ぶ鳴神山山頂に着く、10:05。風強く、男体山付近は薄っすら見えたが、袈裟丸山は雲の中、枝間から見る赤城山も大きな雲がかかり、眺望はイマイチ。向かう吾妻山方向の山並みを、風を避けて、東側から見据え、10:20山頂をあとにする。
  
   大滝                            荒れっぱなしの道

  
                    残雪が徐々に増える、沢に沿って高度を上げて行く

  
     桧の間を急登すると                   肩の広場に出る


   肩の広場から5分ほどで、祠の並ぶ山頂に出る

  
  男体山付近は薄っすら見えたが、袈裟丸山は雲の中   南、吾妻山方向の山並み

 肩の広場から進むと尾根筋の積雪は10cmほど、幾分しまっているので歩き易い。しかし、雪の少ない所は落ち葉の下が凍結し、見えないし、滑りやすい。風は、落葉樹が濃く、あまり気にならない、遠ざかっていく鳴神山山頂を振り返えりながらアップダウンを5,6回繰り返し、11:05、4等三角点のある花台沢ノ頭着。ここを下って登り返すと、人工林に変わり三峰山山頂に出る、11:25。
  
     尾根筋の雪、10cmほど                雑木が風よけとなる


   鳴神山山頂を振り返る

  
                     4等三角点のある花台沢ノ頭

  
  少し下って、雲の若干残る赤城山             落ち葉の道を南下する

  
                          桧の林を登り返すと三峰山に出る

  
  前方に2つのピークが見えてくる、手前が大形山か            下って鞍部が金沢峠

 三峰山を下って金沢峠11:45、登り返して大形山山頂で丁度12:00、昼食をとって12:10、 桧の間を下って、12:26岡平を通過し、緩やかに進む、桐生の街が眼下に見えてくる。間もなく道標のある、西方寺の頭で12:37、吾妻山まで残り2.3km、55分とある。三角点のある萱野山をかすめ、南進すると、道標ある標高480の小ピークで右に曲る、下って鞍部で村松峠に出る、13:03。
  
                      大形山山頂、西は人工林、東は広葉樹

  
   桧の間を下って、尾根の東側下を緩やかに進む     桐生の街が見えてくる

  
             東側には桐生川を介して、群馬栃木県境、仙人ケ岳の峰々が連なる

  
 西方寺沢の頭を過ぎ、萱野山をかすめて南進し       (P480)で右に曲がる、道標あり

  
    下って村松峠、登り返すと女山北面で、強風の中に赤城山と袈裟丸山

 強風の中、登り返して女山13:18、そしてラストピーク吾妻山着13:27-13:40。桐生の街を眼下に見、貫く渡良瀬川、囲む山々を見渡しながら、残りの食料を口にする。南東に急降下し、吾妻公園を抜けると出発点の駐車場に出る、14:08着。
  
  本日のラストピーク、吾妻山山頂                 仙人ケ岳方面

  
     深高山、石尊山の尾根                行道の尾根と湯殿山方面


   桐生の市街地を眼下に

  
   ゴツゴツした岩場を下り                 トンビ岩から再び市街地を見る

  
   仙人ケ岳                         吾妻公園を抜けると出発点の駐車場

 総所要時間は、7時間28分、強風の一日、大汗をかいたが、ゆっくり眺望を楽しむ時間のもてない、冬枯れの山行であった。会った人、花台沢ノ頭付近で2名、そこから間もなく猟だろうか(猟期は過ぎていると思うのだが)、散弾銃をもった人(犬なし)1名、吾妻山で3名、吾妻山下山中3名であった。

追記) 群馬県の狩猟期間を調べたら、平成19年度は19/11/15-20/2/15、
     ただし、県北東部地域のシカ猟に限り、20/2/29までとありました。
     桐生、旧東村はこの限定地域に該当しますので、問題ないわけですが、
     登山者は万一の場合を考え、認識しておく必要がありましょう。


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