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鳴神山

山行日
    2007年11月25日   晴れ   単独

コース 概略図はこちら
    木品→鳴神山登山口→肩の広場→鳴神山→裏の肩→小平川雨量観測所→鍋足沢ノ頭→(座間峠)→座間峠入口
    →(高沢林道)→鍋足→木品

 冬枯れの山を散策にと鳴神山を歩く。7:25、木品付近の路肩に駐車し、鳴神山登山口から入る、7:30。荒れた林道をしばらく歩き山中へ、茶色い葉が残っているが、紅葉はほぼ終わり、沢筋が明るく感じる。落ち葉と浮石で足元が定まりにくい、カッコウソウの復元地を急登し、肩の広場に出る、8:35。山頂方向から賑やかな人声、鳥居を抜けたところで声の主達3人と交す、吾妻山まで南下するようだ、8:47鳴神山山頂着。
  
  大滝と不動尊                        荒れた林道、コンクリート舗装の下まで続く

  
  肩の広場                           鳴神山山頂

 山頂から見る限りでは、雪をかぶった山は少ない、日光白根山、上州武尊山、谷川岳と浅間山だ。2日ほどの小春日和に、表面的には、消えてしまったのだろう。鳴神山に続く尾根筋は、四方、茶色く見えるだけ、9:00山頂をあとに。
  
 山頂から袈裟丸山、皇海山、日光白根山           同、男体山

  
  同、上州武尊山                     同、谷川岳方面遠望


   山頂から目指す座間峠方面の山並み


  日光白根山アップ


  眺望の岩から赤城山、左から低い順に並ぶ、鍋割山、荒山、長七郎山、地蔵岳、駒ヶ岳、黒檜山

  
 同、浅間山                          同、谷川岳

  今日の山行は、ここから北へ足を延ばし、4.8km先の座間峠へ出て、沢伝いに下って一周する。踏み跡があるような、ないような話、迷っても右に下ればいずれ高沢川に出られる、安心して迷える山だ。山頂から150mほど急坂を下ると、鞍部裏の肩で左赤柴、右鍋足方面の道を分ける、座間峠は直進する、9:13。踏み跡が薄いというが、落ち葉の道は明瞭だ。点々と出てくる、私製プレート、テープや紐を見逃すまいと、そっちに気をとられる。葉を落とした尾根は明るいが、眺望はほとんどなし。P973、9:30通過。
  
  裏の肩への案内板                     裏の肩、左赤柴、右鍋足方面の道を分ける、座間峠は直進

  
 ところどころで見受けられる表示板             薄い踏み跡を辿る

  
  振り返ると鳴神山                       P973付近、座間峠&鳴神山の表示板

 P973付近でヤセオネを歩く、といっても危険性はない。東〜北が開いていて、山並みが見通せた。その先の鞍部で、壊された道標に驚く、誰の仕業だろう、粉々だ、人間ではないだろう。見通しの悪い鞍部、分岐している尾根に向いやすい、重要なポイントなのになあ。ほぼ北北西に進み、右側が桧の間伐地帯に入る、9:58。間もなく、10:04、アンテナ、小平川雨量観測所に出る、北緯36°30′24″、東経139°21′27″、標高975mと書いてあった。ここでくの字に曲がり、間もなくP1059、鍋足沢ノ頭に出る、小休止10:28−10:36。
  
  P973付近、赤いテープや紐、ヤセオネあり      右2本目の尾根に高沢林道が見える

  
  P973北の鞍部、道標が粉々に破壊されていた     細い尾根を抜ける、眺望なし

  
  直進の赤ペイント                      東側が桧の人工林、伐採した直後のようだ

  
 小平川雨量観測所、尾根の小平側にあり          1059m、鍋足沢の頭、私製のプレート2ヶ所あり

 この付近で大小5本の尾根が走る、視界のないこの付近要注意である。座間峠へは、来た方向に50mほど進み、右に下る尾根に入る。この下る位置にあった道標も粉々に壊されていた、柱だけはあり。樹間から、袈裟丸山、左手下に林道が見え、時々出てくるテープと合せて、予定ルートの確認ができた。ここからP955、P949、P(1000)まで、尾根は複雑に方向を変える、目印は左前方下の草木ダムの位置である。
  
 P1059をそのまま50mほど直進、右折(ここも道標が粉々)  尾根左に袈裟丸山を樹間から

  
   同、眼下に林道が見える                 同、林道と草木ダムが見えてくる

  
                       ミズナラの明るい道、P955付近

  
  正面に山並み、三境山付近か              草木ダムを左前方下に

  
まだ造るのだろうか林道を、測量済みって感じ        P949の岩場から袈裟丸山

  
  同、草木ダムと男体山                   草木ダムアップ

  
  細い岩場を抜け                   P(1000)南直下で真っ赤なカエデ

 地形図には標記のない概略1000mのピーク、P(1000)に着いて一安心、ここから北向きに、2,3緩くアップダウンすれば、座間峠である。これが甘かった、結果的には、小さいピークを一つ間違え、これを下れば座間峠と勘違いした。11:57、沢に下りてしまった、テープを見て気づく、沢を150m(標高差50m)ほど上れば良いのだが、今日はショートカットでこのまま下る。沢に沿って左岸、右岸を行ったり来たり、途中高巻き1ヶ所して、林道に出た、12:32。ここが、高沢林道からの座間峠入口である。
  
P(1000)付近から北の山並、左に折れ   緩やかにアップダウンして小尾根を下って沢筋(座間峠の150mほど南)に降りた

  
 座間峠をショートカットしたのに気づいたがそのまま沢を下る     座間峠の私製プレート

  
  高巻き1ヶ所、左右岸を行ったり来たり         高沢林道に出る、ここが座間峠入口(右に入る)

  
   林道の起点、遮断機あり(開いていた)       鍋足集落に入ると県道343、沢入桐生線となる

  
                    鍋足集落、柿が熟れ、カエデも真っ赤に

  
                 道端の石仏を眺め、間もなく一周の山行を終える

 林道起点の遮断機12:50通過、最奥の集落鍋足を通り、13:16駐車地点に到着、鳴神山山行を終えた。総所要時間は、5時間51分であった。最後、目的地をショートカットしてしまったのは残念であったが、いずれ、その先残馬山との間を歩いて、吾妻山〜氷室山を繋げたい。


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