★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-254 鳴神山・吾妻山(桐生の山) |
山行日 2006年4月17日 晴れ 単独 コース 概略図はこちら 大滝→稜線分岐→鳴神山→稜線分岐→花台沢ノ頭→大形山→女山→吾妻山→吾妻公園→桐生駅 アカヤシオツツジを見に、西上州の鹿岳・四ツ又山・笠丸山を18日に予定していたが、開花が遅れているらしい。本日は天気も良さそうなので、鳴神山へ出かけた。7:10大滝(樹徳大滝山荘)を出発する。ここまで来る道路脇の家で今満開であった、山荘の庭でも満開である。ということは、鳴神山は、多分早いだろう。荒れ果てた林道を沢に沿って進み、人工林を抜けると登山道となる。昨日歩いた人たちの靴跡がハッキリと残っていた、やはり考えることは同じである。間もなく、厚く落ち葉の積もった斜面に、ヤブレガサが一塊葉をのばしていた、ちょっと進むとカタクリがまだ咲いていた。 7:51、水場と書かれた道標着、あと山頂まで500m、15分と書かれている。今の時期の水量は多く、沢はここから少し上まで水音が聞こえていた、8:08稜線に出る、肩の広場。鳥居をくぐり岩場を南から巻くようにして、8:12鳴神山山頂980m着。鳴神山は双耳峰で東のピークを桐生岳、西のピークを仁田山岳と呼ぶらしい。やはりアカヤシオツツジは早かった。山頂部では、蕾は大きくなって開きそうにはなっているが、開花しているのは3花か4花程度であった。山頂からの展望は良好、青みがかってきた袈裟丸山、皇海山、真っ白な日光白根山、すじ状に雪を残した男体山、雲の少しかかった女峰山が連なる。 キブシの花 ヤブレガサ まだ咲いていたカタクリ 稜線(肩の広場)に出ると 樹間に赤城山が現れる 鳥居をくぐり岩場を南に巻いて 鳴神山山頂(桐生岳)980m着 袈裟丸山、皇海山、日光白根山、男体山、女峰山遠望 すじ状に雪を残した男体山、雲の少しかかった女峰山 袈裟丸山、皇海山、真っ白な日光白根山 パノラマでもう一枚 袈裟丸山〜女峰山 山頂部のアカヤシオツツジ、開いていたのは3,4花のみ ここまでくれば、もう少し、来週が見頃となるでしょうね 8:24、山頂をあとに、西の仁田山岳へ、見晴らしの良い岩場で赤城山を一望する。黒檜山には、また雪が降ったようだった。西側から下り、鞍部へ8:35、吾妻山を目指して南下する。鞍部付近で、登山道には霜柱が1cmほど、今朝は大分冷え込んだにちがいない。空は青空、風強し、小枝が鳴く、西側に赤城山、北に鳴神山を見ながら、小さい起伏の連続する道を歩く。9:09、吾妻山7.2km、鳴神山1.4km道標を見る、9:13花台沢ノ頭、9:34三峰山697m山頂着。 西側へ下り 仁田山岳の山頂へ 岩場から赤城山を一望する、低山の背景に堂々とした赤城山が見える 南に桐生の街、富士山もかすかに見えた 浅間山も見えた、真っ白だ こんな感じで、堂々とした赤城山が見える 肩の広場の南のピークから見た鳴神山 ダンコウバイの残り花 林中を小さくアップダウンしながら南下する、人工林の中も所々で 花台沢ノ頭付近から鳴神山 鳴神山1.4km、吾妻山7.2kmの道標 ピークから眺める赤城山 4等三角点 吾妻山方面 赤城山 “裾野は長し赤城山”にピッタリ アケボノスミレ 三峰山山頂697m 少し南に下り大形山方面 仙人ケ岳方面の峰 この辺まで来ると低木の葉が伸びていた、金沢峠から大形山 美しい楢の林中を行く、金沢峠 9:56金沢峠着、ここを過ぎると急坂を登る、両サイドはカタクリの群落である。残念ながら花期は逸しているが、想像がつく。「遠くに千本桜が見える」、とすれちがったハイカーが教えてくれた。確かに方向といい、並木といい、千本桜のようだ。10:05肩に取り付く、鳴神山4.5km、吾妻山4.1km、両ピークのほぼ中間地点だ。10:11、大形山山頂681.5m着、吾妻山まであと3.6kmの道標がある。南に少し下ると東側が開ける、梅田町方面の家並みが桐生川をはさんで南北に長く続く。芽吹いたばかりのリョウブの先端が、丸い包みのようで可愛らしい。点々と咲くアケボノスミレ、紫がかった色鮮やかなものもあれば、白に紫の線の入ったもの、淡いピンクがかったもの、どれも足元で奇麗に咲いていた。10:30岡平、10:44、西方寺沢の頭、11:05、標高480m道標の所で右手に90度曲がる。 大形山山頂 南に少し下ると東側が開ける、梅田町方面 なぜか、小さい桃の木が2本、花をつけていた キジムシロ アケボノスミレ ヤマザクラ 下って、11:14宮本町方向の道を合わせ、電波の反射板のあるピークを越え、南に登り返して吾妻山山頂着、11:35、小休止。ここからの下界の展望は格別である。手にとるように桐生の街が眺められる、貫く渡良瀬川を境に、広がる家並み、本日歩いた尾根と平行して、桐生川に沿った奥深い街並、関東平野の北側にあっても行止り感、閉塞感はない。ここから広がる、開いている、という明るいイメージが私にはある。 吾妻山山頂481mから見た桐生の街 ヤマブキ イカリソウ モミジイチゴ ヤマツツジ、咲き出したバッカリ トンビ岩からの桐生市内 ヤマザクラも満開 クサボケは残りもの 吾妻公園西側歩道橋から見た吾妻山、点々と咲くヤマザクラ 吾妻公園の池、散ったサクラの花びらとスイレンの葉 トンビ岩でもう一度街を眺め、12:13簡易舗装された道にでる。哲学の小径を渡り、吾妻公園で満開のチューリップを見て、駐車場12:28着。ついでに町並を眺めながら東に回りこんで桐生駅南口へゴールした、12:53。本日の総称揚時間は、5時間43分であった。期待したヤシオツツジ、ヤマツツジにはちょっと早かったが、桜の花を上から眺め、勢いを増す木々から次回山行のエネルギーを得たような気がする。 |
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