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熊鷹山(桐生周辺の山)


山行日
    2008年12月30日   晴れ   単独

コース
    桐生市梅田町石鴨(草木方面林道分岐点に駐車スペースあり)→不死熊橋→(石鴨林道)→熊鷹山登山口→熊鷹山
    →分岐点(十二山付近)→石鴨林道3km地点→(石鴨林道)→不死熊橋→駐車点

 本年度納めの山行として熊鷹山を歩く。年末になって日本海側をはじめ列島は大雪となった、群馬の北部藤原では28日、1mを超え、桐生の市街地に近い山間まで降ったようだ。昨日は好天で気温も上ったのだろう、駐車地点まで、路上の雪はほとんどなかった。7:35、石鴨の草木方面林道分岐点を出発、中尾根コース分岐点を過ぎると走行跡の路面が凍結、アイゼンを装着する、気温は高め、風弱し。林道の残雪は5,6cmであった、不死熊橋から約4km地点、熊鷹山登山口着8:48。駐車地点と登山口の標高差は380mほどである、1時間強を要した。
  
   不死熊橋を渡り石鴨林道を約4km歩く、見渡せば山間に雪、林道は凍結状態

  
   不死熊橋から3km地点、ここへ下山予定         熊鷹山登山口、不死熊橋から約4km地点

 ここから小尾根に取り付き急登する、春先ならヤシオツツジを見ながら歩けるところだが、冬枯れの枝間に根本山が見える程度。一汗かいて林間に差し込む日差しを感じれば熊鷹山、丸岩山間の稜線に出る。緩やかに進み作原からの道を合わせ、最後の急坂に取り付けば、まん前に展望の櫓が見えてくる、9:16熊鷹山山頂1168.6m着。
  
 尾根へ出るまでしばし急登                  熊鷹山-丸岩山の稜線へ

  
   雪が10cmほど                       作原からの道を合わせる

  
                        熊鷹山山頂、展望櫓あり

 周辺の山並みには雲が多く、モヤがかかったような眺望、赤城山はかすかに、皇海山、日光白根山の山頂部は見えず、ハズレたようだ。昨日ならクッキリした遠望が楽しめたのだろう。踏み跡の数からすると、昨日は10人以上入ったようだ。今日は展望櫓独り占めであるが、ものたりない、9:30十二山方面に向かう。

【熊鷹山山頂の展望】  丸岩山から右回り
  
  南へ続く尾根、丸岩山(正面)、野峰(右奥)       鳴神山、残馬山、三境山

  
三境山と赤城山がうっすら                    根本山、背景は山頂部雲のかかった袈裟丸山&皇海山

  
 黒桧岳、社山、男体山、手前は十二山                    男体山、女峰山

 緩やかな起伏の尾根を十二山方面に歩く。笹の多少見える程度の積雪、20cm弱だろう。20分強で分岐点にさしかかる、9:53。このルートは気づいていたが歩く機会がなかった。どうも中途半端な位置にある、根本山から来た場合、熊鷹山をカットして下りようか。熊鷹山から来てここから下るのなら、来た道を戻った方がよさそうだ。今日は試みだ、急斜面をジグザグ下り10:00沢に出た、あとは沢に沿って下り、多少のアップダウンはあったが、最後は作業道のような道を100mほど歩き、林道に出た10:18。
  
   根本山へ続く尾根                      十二山付近から分岐へ入る

  
                 人工林をジグザグに下ると沢に出る、沢筋に沿って下山

  
 作業道(?)を100mほど歩いて              不死熊橋から3km地点に出た

  
   不死熊橋付近                        不死熊橋から根本沢の流れ

 往路凍っていた道は解けはじめ、日向では泥濘んでいた、不死熊橋付近は春のようだった。まだ清流根本沢にはつららは見えず、これから本格的な冬を迎えることだろう。駐車点着11:05、総所要時間は3時間30分、このうち林道歩きが約2時間、これがなければ良いのだが。これで本年最後の山行は終わった、今年も昨年並みに歩いたようだ。今年印象に残ったのは、2つあげれば谷川連峰馬蹄形日帰り縦走と北海道大雪山系ですかね。来年はどういう山行になるでしょうか、歩きたい頂は数知れず、体力には限界がある、もろもろの壁もあり、でも目指すは楽しい山行である。
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