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庚申山

山行日
    2008年6月14日   晴れ   単独

コース
    銀山平→一の鳥居→旧猿田彦神社跡→(お山巡りコース)→庚申山荘からの登山道合流点→庚申山→分岐点→
    庚申山荘→旧猿田彦神社跡→一の鳥居→銀山平

 庚申山の固有種、タヌキモ科ムシトリスミレ属コウシンソウの咲く時期である。朝のうち曇りのち晴れの予報に合せて、6:05銀山平を出発する。道路左手にある駐車場はすでに満車、ゲートのまわりにも10台ほど駐車してあった。全部が山を目指しているはずはないと思うが、こんなの初めてだ。庚申川に沿った林道を4kmほど歩き一の鳥居着、6:50。車が3台、ミニサイクル2台、MTB1台付近に停まっていた、ここで山靴に替え石段の道に入る。水ノ面沢の音を聞きながら、木漏れ日の森を歩く、神事のあと、石碑、奇岩の点在する道である。出遅れ感にピッチが上がり、旧猿田彦神社跡までに25人前に出させてもらった、7:30着。尾根に出て7:48、コウシンソウとユキワリソウの自生する岩場で8:05-8:50。
  
  一の鳥居                           水ノ面沢に沿って上がって行く

  
   沢の音とセミの声、風の音が聞こえる          イワタバコのビッシリついた岩

  
   夫婦蛙岩だそうです                    旧猿田彦神社跡、先のお二人で25人の前に

  
旧猿田彦神社跡ではクリンソウが開花            樹林帯を急登して尾根に出る

  
  尾根から庚申山の岩場が覗ける             階段を上がると間もなくコウシンソウの生える岩場へ

【この付近ではまだシロヤシオとミツバツツジが咲いていた】
  

  
   シロヤシオ                          ミツバツツジ

  
岩場に到着、コウシンソウ&ユキワリソウを堪能        つり橋を渡って、岩場を巡る

【岩場のコウシンソウ】
  



  











  





【ユキワリソウ】









 土のあるところでは花が豪華に




 つり橋を渡り、鎖、ハシゴの連続する岩場をアップダウンしながら回りこみ(どちらの方向に歩いたかさっぱり?)、庚申荘からの登山道に合流する、9:40。ここからは岩場を鎖、ハシゴを伝ってしばらく急登する。最後の岩場(ここにもコウシンソウ自生)を右に見て、鉄ハシゴを這い上がると、山頂まで緩やかに上る、10:13庚申山山頂着。南側には袈裟丸連峰、西北方向に庚申山から続く鋸11峰、皇海山、日光白根山(上部雲あり)、太郎山、男体山が連なる。山頂部のアズマシャクナゲもまだ元気だ、居合わせた方と話し込み10:38山頂をあとにする。
  
                         岩場を鎖、ハシゴが連続する

  
      メガネ岩                         鎖を伝って岩場を巻く

  
    鎖を伝って岩場を巻く                    庚申荘からの登山道に合流して急登して間もなく山頂へ


                  山頂付近から袈裟丸連峰

  
   この奥が庚申山山頂                  庚申山山頂

【山頂部のアズマシャクナゲ】
  



【山頂からの眺望】

      庚申山から続く鋸11峰、皇海山


  庚申山から続く鋸11峰、皇海山、日光白根山(上部雲あり)、太郎山、男体山

  
   庚申山から続く鋸11峰                  庚申山から続く鋸11峰、皇海山

  
    日光白根山                       太郎山〜男体山

  岩場を下って10:55、山巡りコースを左に分け、更に下りの岩場が続く。岩場から滴る水辺に赤いクリンソウを見ると、庚申山荘である、11:14。ここからわずかに下ると往路通った旧猿田彦神社跡に出る、11:17。

  庚申荘付近のクリンソウ


       清流、水ノ面沢

旧猿田彦神社跡からは銀山平まで往路を戻る、一の鳥居11:50、炎天下の林道を歩いて12:37銀山平着。総所要時間は、6時間32分、コウシンソウに逢えて嬉しい山行であった。今日の庚申山は人盛り、花盛りであった。


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