★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-325 前袈裟丸山 |
山行日 2007年5月18日 晴れ 単独 コース 折場登山口→(弓の手コース)→賽の河原→小丸山→前袈裟丸山→(南東尾根往復)→小丸山→賽の河原 →折場登山口 5月も半ばを過ぎ、アカヤシオも終盤を迎えつつある。先日銚子の伽藍でTomoの奥利根写真館のKさん、当掲示板に投稿されたサクラスミレさんの情報から好機と判断、早朝のR122を走る。我家から70分で折場登山口着、3、4台目同時着、3台目の夫婦に一言、「お先に・・」、と6:15発つ。芽の吹き出した雑木林を抜け、点々と咲くミツバツツジに季節の移り変わりを感じながら進むと、展望が大きく開ける、赤城山、目指す前袈裟丸山の展望が素晴らしい。 ミツバツツジの咲く雑木林を抜ける 目指す前袈裟丸山、赤城山を左手に見ながら笹道を急登する。 笹の急斜面で高度を稼ぎ、ほどなく樹林帯に入り、アカヤシオが出現する、先日の強風に絶えた花達だろう、袈裟丸連峰を背景に、大輪を青空に向け迎えてくれた。平坦な一帯をつつじ平というようだ。展望台に上がり、袈裟丸連峰を一望し、賽の河原に出る、7:00。 ここは塔ノ沢コースとの合流点である。赤い袈裟を纏った石仏を拝し、登山道沿いに咲くヤシオを眺めながら、時々立ち入っては山並を背景に、花のアップを撮りながら、緩やかに北へ進む。。 雨量観測所を過ぎ、袈裟丸連峰を正面に見ながら、若干下り、また登る。振向けば雨量観測所周辺の小高いピークがピンク色に染まっていた。アカヤシオは高度を増すにつれ鮮やかさを増してくる、この辺では散りかけた花は見当たらない。 西側の賽の河原(?)を過ぎ、小丸山を正面に見て、アカヤシオの密度の濃い若干西寄りの斜面を、小道を辿り小丸山山頂に出る、8:00-8:20小休止。花は満開、色の濃いもの薄いもの、十二分に堪能する。 西側の賽の河原(?)、正面に小丸山 小丸山山頂1676m 山頂からの眺望が素晴らしい、袈裟丸連峰と皇海山、鋸山11峰を手前に、錫ケ岳、日光白根山と続き、黒桧岳、男体山に社山が重なり、半月山、そして前日光の山々が連なる大展望である。そこに咲くピンクのヤシオが眺望を一段と飾る。 小丸山山頂、正面は日光白根山 男体山、社山が手前に重なる 錫ケ岳と日光白根山 袈裟丸連峰と皇海山 皇海山、鋸山、日光白根山 錫ケ岳と日光白根山 山頂の色の薄いアカヤシオ 同、花アップ 小丸山を西方向に下る、蕾の数を増し、鞍部に出てアカヤシオは終る。白樺林の中の黄色い避難小屋を過ぎ、P1685を南に巻き、徐々に勾配を増す。コメツガの間に再び日光白根山が見えると、前袈裟丸山の最後の急登となる。 小丸山の西斜面は蕾が多かった 鞍部で見たヤシオが登山道沿いの最後 白樺林の中の黄色い避難小屋、正面が前袈裟丸山 コメツガの枝間に再び日光白根山 前袈裟丸山東南尾根はアカヤシオで赤く 後袈裟丸山、左の鞍部が八反張 皇海山、鋸山、日光白根山 沢に残る雪 皇海山〜日光白根山〜男体山 樹林帯の中を急登する 急登も一時、間もなく山頂に立つ、9:10-9:30小休止。南に赤城山、北に袈裟丸連峰が連なり、左手に谷川連峰、上州武尊山、尾瀬笠ケ岳、至仏山を遠望する。右手には皇海山、鋸山11峰、日光白根山、男体山が連なる、山頂北側の展望が素晴らしい。山頂を去ろうとした時、横浜から来た男性と会う、最近この近辺の山を20座選び連ちゃんで歩こうとしたら、賽の河原付近でダウン、今日がリベンジとやら。年恰好は小生位、楽しみながら歩いたらどうですか、と言いたいところだが。 前袈裟丸山山頂付近から赤城山 前袈裟丸山山頂 前袈裟丸山山頂付近から、左から谷川連峰、上州武尊山遠望、後袈裟丸、皇海山、日光白根山、男体山 前袈裟丸山山頂付近から、左至仏山、袈裟丸連峰、皇海山、日光白根山 谷川連峰 上州武尊山 日光白根山 男体山 山頂をあとに東南尾根を下る、昨年は踏み跡を感じなかったが、一年たったら道が出来た。おまけに先ほどの急登のはじまった所に赤い紐が連続してついていた。もしかしたら、と思ったら尾根からもついている、多分トラバース出来るのだろう。鞍部手前で、大きなアカヤシオの木を見た、残念ながら蕾、見渡せばかなり開いているように見えるのだが、ほとんど開花前。でも、点々と4,5分開いた花を撮り、次の小ピークを越え、若干下った所で折り返す。というのは、赤城で会ったM氏がこの尾根から林道へ下れる、と言っていたので、これを確認したかった。 目指す東南尾根 同、アップ 鞍部から最初の小ピーク、右の木まだ開かず 鞍部から前袈裟丸山 【東南尾根のアカヤシオ】 戻って鞍部から前袈裟丸山の東斜面を若干登った所から赤い紐を辿って歩く、笹の茂る急斜面をトラバースする。2度ガレた沢の下部を横断する、結構なアルバイトだ。予想通り登山道に出た、10:25、“急がば廻れ”、かな。 赤い紐を辿る ガレた沢の下部を横断 小丸山を北方向に もう一度、ガレた沢の下部を横断 P1685南から先ほど往復した東南尾根を撮る、左から東南尾根、前袈裟丸山、後袈裟丸山 再び小丸山に立寄る あまりの美しさにもう一度 アカヤシオの間を抜け つつじ平へ、これから小丸山へ向うグループ あの沢付近から左に取り付き、先ほどの尾根に抜けられるのかな? 小丸山に帰路も立ち寄り、10:54、数人が眺望と花を堪能しているようだった。賽の河原着11:29、ここまでに30人ほど会ったようだ。つつじ平で小丸山に向う女性グループと会い、急坂を下って11:55折場駐車場に戻り山行を終えた。総所要時間は、5時間40分であった。前回2006/5/21のタイムとほぼ一緒であった。暖かい日が続けば、あと4,5日で、東南尾根が満開になるだろう、再度歩きたいところだが・・・・・。 |
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