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大坊山・大小山(足利の山)

山行日
    2006年4月1日  晴れ   2名

コース 概略図はこちら
    大山祇神社(足利市大沼田町)→大坊山→越床峠→大小山→NHKアンテナ→大沼田町→大山祇神社

 当HPと相互リンクしている“ドンピシャ登山”の管理人N氏と足利の山でも歩きましょうか、となり、大坊山・大小山を一回りすることになった。2日吹きまくった春の嵐もやんで、ほころびはじめた桜も、ほっとした感じ。7:13、大山祇神社(足利市大沼田町)出発、丸太の階段を上がり、樹間に大小山を見ながら急登する。ほどなく尾根に出て視界が開ける、足利の街を眼下に、浅間山、赤城山を遠望する。北に方向を変え、ひと登りすると三等三角点のある285.4mの大坊山山頂着、7:40、小休止。
  
   大山祇神社                        丸太の階段を上がるN氏

  
  尾根に出ると足利の街が眼下に広がる            織姫−名草の尾根上に赤城山を遠望する

 山頂は、広く東にはシルエットで大小山の峰、西には浅間山、榛名山、上越国境の山、赤城山、袈裟丸山、皇海山、日光白根山を眺め、眼下には足利の街を真っ直ぐ走る渡良瀬川、なかなかの展望である。山頂の桜は一分咲き程度だった。N氏も眺望にすっかり満足そうだった。
  
 大坊山山頂285.4m                    咲き出した桜の向こうに赤城山を遠望

  
 大坊山山頂から袈裟丸山、皇海山、日光白根山を遠望    同じく、東の尾根、一番高いのが大小山

  
  N氏、細かくメモをとる                   ほころび始めたソメイヨシノ

 大坊山を北に下ると春霞でくっきりとは見えないが日光連山が大きく連なる。小さな岩場のアップダウンを楽しみながら、次のピークで長林寺からの道を合わせ、再び岩場を下る、採石場の北のピークまで、眺望と楽しい岩場が連続する。
  
大坊山のすぐ北のピーク、背景に日光白根山        その右に男体山と女峰山

  
 日当たりの良い斜面では桜が満開               ヒサカキと書かれた札がさがっていた、白い花が開花

  
 大坊山の北のピークから大坊山              同じく、赤城山

  
 採石場の南のピーク、斜面に桜の花           山桜を気にしつつ快調に下るN氏

  
 落ち葉の間にシュンラン一花                 眼下の採石場を見下ろす、良く削ったものよ

 採石場を直下に眺め、落ち葉の残った急坂をジグザグしながら下ると越床峠である、8:52。ここから大小山山頂までは、3/4に歩いている。ここから下るコースもあるが、N氏は計画通り大小山へ、と自信の程。シフトダウンして、急坂を登り返し次のピークで9:05、道は南方向に変わり、歩いてきた馬蹄形の山並みも概ね見える位置に来た。再び連続する小さな岩場も休憩なしで通過、ボチボチ行き交うハイカーに交わす言葉は「良いお天気で、素晴らしい眺望ですね」と言ったこと、9:40大小山の西のピーク着。東へ下って登り返して大小山山頂着、9:57。
  
  越床峠付近でヤマツツジ発見                同、アップ

  
 同じく、ヤマザクラが開花、早やーい                 越床峠

  
 越床峠の次のピークから大小山方向を撮る        大小山の西のピーク、東斜面に満開の桜

  
  大小山西斜面より山頂部                大小山(妙義山)山頂313.6m

 東から、南から、山頂に向かう人達の声が伝ってくる。今日から4月、土曜日とあって、沢山の人が山頂を目指しているようだ。年配者も沢山いるが、若い人がいない、ちょっと淋しい。小休止して10:15下る。振り向いては、大小山の山頂を、大坊山を確かめながら、小さいピークを4つ,5つ越えてNHKアンテナのあるピークを越え、そして鞍部へ下る、10:56。ここで稜線と別れ西方向に急坂を下ると、間もなく林道にでる。
  
 山頂から西方向の歩いてきた尾根筋            同じく、赤城山遠望


  パノラマ加工でもう一枚歩いてきた尾根筋

  
  ひとつ南の小ピークから大小山山頂部          NHKアンテナ方向に分岐

  
  大小山と南のピーク(大小山?)              小ピークの東斜面にでっかい“大小”の表示


  大坊山−大小山の峰

  
大小山東斜面、点々と満開の桜が              西の枝尾根にも、下は足利の街

  
  道路わきにプラムの花                  一回りしてきたら、若干花が進んだ感じ、大山祇神社

 農家の方も暖かさに、ぶどうの手入れ、畑で土をおこす人、みな力が入っている。道端のプラムの白い花が一段と美しく見えた、山里の春だ。15分ほど歩くと人家にで、大山祇神社を目指して、道をひろい、11:34駐車場着で本日の山行を終えた。総所要時間は、4時間21分であった。天候にもまあまあ恵まれ、N氏の満足顔が、何よりだった。桜の花もこの4時間に、気のせいか大分進んだ感じがする。山すその桜の開花は、ばらつきが大きく、満開の木もあれば、これから開花という木もある。山中でも早いところでは、赤い葉を出し山桜が咲いていたのは驚きだった。花見の機会も、それだけ増えるということでしょう。


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