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荒山(赤城山)

山行日
    2006年11月5日    曇り     単独

コース
    赤城森林公園荒山登山口→下の避難小屋→上の避難小屋→荒山→荒山高原→下の避難小屋→荒山登山口

 荒山の山行は、昨年の12月19日以来である。その時連れて帰った子犬も今では番犬の役割を果たすようになりました。今日は、久々に紅葉の残り物を求めて森林公園から入った、7:47。朝のうち曇りのち晴れの予報、カラマツの人工林を抜け広葉樹の森となったところで、もう晴れあがっていた。カエデの系統の紅葉が点々と見える、低木を分け入って紅葉見物をする。同時にスタートしたキノコ取りにきたという年輩者と森の中で交差する。紅葉は見渡せば一目分かるが、キノコは大変なようだ、笹が樹床にあるようでは?、と言っていた。
【森林公園〜芝の広場(下の避難小屋)】
  

  

  

  


 主にカエデの紅葉が残る中、1本だけサラサドウダンが真っ赤に紅葉していた。ふと前方を見ると、すっかり冬枯れの様相を見せる荒山の山頂部が青空の下に姿を現した、間もなく下の避難小屋着、8:25。
  
   サラサドウダンの紅葉                   芝の広場付近から荒山の山頂部

  
   分岐点、この付近右手が芝の広場、右赤城温泉、左荒山高原、直進上の避難小屋経由荒山山頂

 ここを出ると登山道は、荒山を東側へトラバースぎみに進む。ミズナラの美林を横切って進むと、すっかり曇ってしまった。こうなると、残る紅葉も鮮やかさを失ってくる。何とか、よさそうな紅葉を探し、森の中をさまよう。
    
 紅葉も高度と共に減少する、日差しも弱くなり、曇ってしまった

  
 つつじ、赤松の間を行く              きれいな落ち葉を踏みしめ、でなく避けて進む

  
  曇天下では色が?                     この木何の木だろう、鮮やかな紅葉

  
 葉をアップで撮りました                   枝はこんな感じ、何と言う木だろう。

  
   メギの木、沢山ありましたよ、別名コトリトマラズとか、トゲだらけなんですよ

  
           ミズナラノ美林を横断する、紅葉もあるのですが、曇っちゃってね


   枯れ木に花が咲いたような、ミズナラとカエデ

 9:03上の避難小屋着、倒壊寸前だった小屋も修繕され近々使用可能になるでしょう。ここから真っ直ぐ東に進むと軽井沢峠へと進む、荒山山頂は左に曲がり、南に張り出した尾根を進む。ここを出ると、犬をつれた夫婦に会う、同じ市内の方だった。間もなく、晴れていれば眺望の楽しめる岩場に出る、真新しい道標あり、下は南尾根の東屋とある。ここを“ひさし岩”と記してある。名称はあったのか、つけたのか、知る限りでないが、はっきりさせてもらうと話がしやすい、荒山山頂着9:25。
  
  修繕を終えた避難小屋                  付近に葉の残ったカラマツあり

  
  マツムシソウが2輪、大きな花をつけていた      ひさし岩に真新しい道標、ガスっていて今日は何も見えず

  
   荒山山頂            ここにも新しい道標あり、5校の名と平成18年11月3日の記載あり

 ガスって眺望はないが、次々とハイカーがやってくる、そして「だめだ、下ろう」、と直に帰ってしまう、多分頻繁に来られる方々なのでしょう。年輩者が一人いて、その人だけが本格的な休憩態勢に入っていた、私も帰ろう9:40。
  
               やっと見えた鈴ケ岳と鍬柄山、地蔵岳と駒ヶ岳

  
 荒山高原の少し手前箕輪への分岐点に“展望の広場”の表示が追加された

  
  荒山高原、沢山行き来してましたよ            森林公園の登山口に戻って山行を終えました

 濡れた落ち葉を踏んで荒山高原へ10:05、下の避難小屋10:13、そして終着森林公園の登山口に10:35着、本日の山行を終えた。総所要時間は2時間48分であった。天気が良ければ、林中をさまよい楽しい紅葉見物ができたことだろうが、ガスっていてはどうにもならない、早い帰宅となった。


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