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荒沢岳（奥只見の山）

山行日
　　　　２００８年１０月１４日　晴れのち曇り　　２名

コース
　　　　荒沢岳登山口（銀山平）→前山→前嵓→荒沢岳→前嵓→前山→登山口

　かなり昔の話ですが、奥只見湖周辺で岩魚釣りをしていて、でかい山だな、何と言う山なんだろう、熊の巣かな？　それから３０数年たって、知人のＭ氏に誘われその山を目指すこととなった。調べていくと２００名山の一つ、急峻な岩山、長いクサリ場、標高差1200ｍあまり、水場なし、などなどと書かれ、最後に大展望が広がる、とあった。予備知識はこんなところで、銀山平の登山口に下りた。すると出発しかけた女性が２名寄ってきた、何と数度一緒に歩いているＴさんとＵさん、これにはビックリ、一足遅れて６：２５発つ。湿地を水場まで100ｍ弱歩き、急登する。粘土質の道で下山時を気にしつつ、朝霧の紅葉を眺めながら、○○カエデ、××モミジ･･･がはじまった。霧は急速に流され、上空は真っ青となった。予報では朝のうち晴れ、のち曇り、１５時は雨となっていた。周辺の山並みも現われる、紅葉が山並みを引き立てる、７：０５前山山頂着。

【登山口～前山の紅葉】

　　日向倉山？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅葉の登山道

　　桧岳（右奥）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　桧岳、百字ケ岳、中岳、毛猛山

　　　前山山頂、1091ｍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　越後駒ケ岳

　　　　　　　　　　　　真っ赤な紅葉と越後駒ケ岳

　　　　　　　　　　　目指す前嵓と荒沢岳

　　　自然派のＭ氏、葉の一枚一枚、葉脈が･･･、撮る撮る　　　　三岩岳、中門岳、方面遠望、奥只見湖は雲海の下

【前山～前嵓岩場の紅葉】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前山

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前嵓の岩峰

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目指す前嵓と荒沢岳

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目指す前嵓と荒沢岳

　　　　　前嵓の岩場と紅葉

　　　　　　　　　前嵓の岩場と紅葉

　　　

　　　　　　前嵓の岩場と紅葉

　　　越後駒ケ岳と紅葉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　未丈ケ岳と日向倉山

　　　　辿ってきた前山からの尾根　　　　　　　　　“これより岩場注意”、ここから前嵓山頂までクサリとハシゴが連続する

　ここからしばらく紅葉の尾根を緩やかに進むと、“これより岩場注意”の表示板あり、ここから前嵓山頂までクサリとハシゴが連続する、ハシゴ４ヶ所、クサリ70,80本あるとか。緊張もほどほどに、ステップごとに変る光景を満喫する、でも緊張しているのだろう、汗びっしょり。最後に25,30ｍ位の長い鎖を３本通過、間もなく前嵓山頂着、９：００－９：１０。

　　　　越後駒ケ岳を錦の窓から

　　　　　　同、越後駒ケ岳

　　　　　黄葉もいいなあ、多分タカノツメでしょう　　　　　　　　まだ、奥只見湖は雲海の下

　　　　紅葉の前山を振り向く

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハシゴ４ヶ所、クサリ70,80ヶ所とか

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クサリにしがみついて紅葉見物

　　　ここから岩峰の下をトラバース気味に進む　　　　　　　　眼下に万年雪が

　　　　　前嵓の岩峰と急峻な尾根の向こうに荒沢岳山頂が

　　　　真下をクサリを伝って進む、岩場の紅葉＆黄葉

　　　　前山の尾根と未丈ケ岳　　　　　　　　　　　　　　　　　長ーいクサリを辿れば間もなく前嵓山頂

　　　奥只見湖のガスがとれてきた　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前嵓山頂

　　　前嵓山頂は急峻な尾根のスタート地点

　前嵓山頂を出ると間もなく急峻な尾根が始まる、標高差430ｍほど、でも見上げた時ほどは感じない、Ｍ氏の力強いステップに、やっとこついて行く。時々止まってカメラを向ける、これが一時の休息だ。もくもくと高度を稼ぎ、ついに主稜線に出る、東に続く尾根の紅葉の美しいこと、燧ケ岳と日光連山、平ケ岳も顔を出す。小さいピークの下側を巻き、１３：５０荒沢岳山頂着。

　　　前嵓を振り向く、あの岩場はどこに？、奥が未丈ケ岳

　　　　大分山頂が近づいてきた

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤセオネ東側の紅葉、赤はミズナラ

　　　　　　　　　　　　　　　　　ミズナラの紅葉

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤセオネの紅葉

　　　　主稜線から荒沢岳山頂部　　　　　　　　　　　　　　　　　　燧ケ岳、日光白根山遠望

　　　　主稜線の東側　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　奥只見湖を眼下に

　　　　　　　　主稜線から東～南展望

　　主稜線から北～東展望、守門岳、浅草岳、未丈ケ岳　

　　　　主稜線から辿ってきた前嵓、前山　　　　　　　　　　　　　荒沢岳南斜面の紅葉

　　小さいピークを２つほど下を通り　　　　　　　　　　　　　　　荒沢岳山頂1969ｍに立つ、後ろ中ノ岳と駒ケ岳（右）

　　燧ケ岳と平ケ岳　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　主稜線の東側

　　　　　　　縦走路もクッキリ、中ノ岳と駒ケ岳

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中ノ岳と駒ケ岳　　　　　山頂の展望図（戻りはプラウザで）

　すっかり曇ってしまったが周辺の山々はまあまあ見られる、一枚着込んで地図を広げ、あっちの山こっちの山の談義、早い昼食をとって１０：５０山頂をあとにする。前嵓１２：００－１２：１５、前山１３：５０、登山口１４：２５着、総所要時間は丁度８時間、雨もまだ降りそうでない。今日の入山者は１０人ほどのようだ、気温も本日は高かったようだ、山頂が白くなると、この雄大な山も一段と貫禄がつくだろう。この山の標高差1200ｍはクサリ場が長いせいか、意外にきついと感じた。でも、機会があればもう一度歩きたい山だ

【帰路Ｒ３５２から荒沢岳と中ノ岳、駒ケ岳】
荒沢岳の状況からすると、枝折峠周辺の国道沿いも今週末には見頃を迎えると思います。

　　　　銀山平付近から荒沢岳　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　荒沢岳

　　　　銀山平付近から中ノ岳、駒ケ岳　　　　　　　　　　　　　　　　　　荒沢岳、枝折峠から

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