平成二十四年六月十三日     Before  写真集目次へ  Next


 今日は鬼石の石屋さんへ遊びに行くのについて行きました。ところが、おじさんは仕事で出かけて、おばさんだけでした。お話はちょっとで済んでしまいました。折角来たのだから山でも歩くか、と話が面白くなってきました。でも、今朝まで降った雨で木や草がびっしょりです。林道をぐるぐる走って、西御荷鉾山(みかぼやま)の登山口に着きました。道が広いし、距離も少ないので、歩くことになりました。

     登山口の道標と地図です、西御荷鉾山頂往復50分ですって。
  


 さあ、出発だ、「お母さん、早くうううう」



 桧林の中の石がゴツゴツした広い道です。



              右見て、左見て、キョロキョロ、楽しいね。
    


 急に道が狭くなってしまいました、丸太の階段です。草がいっぱい生えていて、びしょびしょです。



「丸太が滑るから気をつけて」、とお母さんに言ってました。大丈夫かな、ゆっくり歩いてます。



ぼくは余裕ですよ。「忠治、それが余裕の顔か」、なんて言われました。



「忠治、どこを歩くんだ、ダニがつくぞ、シャンプーしたばっかりなのに汚れちゃうがな」、「ハイ、ハイ」
  


 霧が出てきましたね。丸太の階段をジグザグしながら進んでます。



  「お母さんは下の方、待ってますか」



 「お父さんは、何してるの」、 「花の写真を撮っているんだ」



 「その花、何て花」、「クサタチバナだよ」、「白くてきれいだね」



 尾根にでたようです、山頂は直ぐそこみたいです。



 「先に行ってましょうか」



 西御荷鉾山山頂に着きました。雨は降ってませんが、霧で遠くが見えません。



  山頂のヤマツツジ、ちょっと散り始めてますが、きれいです。



  山頂にも点々とクサタチバナが咲いてました。



  露をふくんだクサタチバナです。



 ニッコウキスゲも沢山ありますが、まだ蕾です。いっぱい咲くときれいだね。



 山頂には沢山ヤマツツジが咲いてました。



 この木は、まだ、蕾が少しありますね。



 「ぼく、そっちへ行きたいな」、「ヨッシ」



       茂みの中に石神さまがあっちにも、こっちにもありました。
  


  オヤツとお水を頂きました。



  満足、満足でーす。



 下ってきましたが、お母さんと大分離れてしまいました。階段を降りたところで待つそうです。



  「こっちから来るのかなあ」、「上からだよ」



 「降りてきた道から来るのか、遅いなあ」



「見えました、来た、来た、来たよ、もう少しで降りてくるよ」


雨が降りそうな天気でしたが、降られずに済みました。ダニをみてもらいましたが、大丈夫だったようです。ちょっと毛が濡れたけど、汚れなかったようです。鬼石の山にまた連れてきてね。


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