平成二十二年十二月二十七日 Before 写真集目次へ Next 雪の赤城山へ遊びに連れてってやる、と言われてから1ヶ月ほどたってしまいました。この前の荒山みたいに折角行っても雪がなかったり、お天気も良くないと駄目だし、今日になってしまいました。 ちょっと前に陽が昇った、ビジターセンターの駐車場を出発しました。気温は氷点下10℃ですって。 鳥居峠から覚満淵と大沼、後は五輪尾根です。 鳥居峠から駒ケ岳です。 ここから小地蔵岳の北面を藪漕ぎして登ります。雪が沢山見えます。 登山道から一気に急斜面です。「急ですねえ」、「雪で笹が寝ているから歩きやすいぞ」 深いなあ、お腹がついちゃうよ。 雪が沢山あって面白いなあ。 顔が冷たくなっちゃった。 藪からちょっと抜けた所で駒ケ岳と黒檜山が見えました。 「ヨイショ、ヨイショ、この辺は藪が薄いですね」 今度は笹の斜面です、意外に沈みますねえ、足が時々引っかかるんですよ。 大きな跡が残ってます。「これ、なーに」、「スノーシューの跡だ、昨日歩いたのだろう」 「ゆるやかになりましたね」、「小地蔵岳の山頂に着いたぞ」 小地蔵岳の山頂です。木の間から、黒檜山、地蔵岳、これから行く長七郎山が見えます。ここで足の指の間にできた氷を取ってもらいました、ぼくも前足をなめたりして取りました。 下りだ、ラクチン、ラクチン、2つ目のピーク、長七郎山へ向かいます。 一旦下ってまた登りに入りました。「あっちはどこかなあ」、「利平茶屋方向だよ」 「こっちは?」、「梨木かな、前へのりだして落ちるなよ」 ちょっと藪に入ります。 藪って、面白いですね。お父さんは「忠治、ゆっくり、ゆっくり」、の連発です。 今度はこっちへ入りたいのだけど、・・・・・・。 もう少しで長七郎山の山頂だそうです。 長七郎山の山頂に着きました、良い景色ですねえ。 西方向にこれから行く地蔵岳が見えてます。右はぼくの影かな? また指の間が凍ってしまいました、なめてかじって取ってます。 ちょっとお休みした後は、ここから真っ直ぐ小沼へ藪漕ぎして下ります。雪がまだ少ないので時々引っかかってしまいました。 小沼にでました。氷の上に立ってます。正面が地蔵岳です。 氷の上を歩いて渡るのかな、と思ったら、まだ薄いから渡れないそうです。 ベンチのある沼の端で、また足の氷を取りました。 北方向に黒檜山と駒ケ岳が見えます、きれいですね。 凍った小沼と黒檜山、駒ケ岳、右は小地蔵岳です。 湖畔の道を歩いてます。お父さんは真ん中の踏み跡をぼくは吹き溜まりを歩いてます。 この笹を抜けると八丁峠に出るそうです。 八丁峠に出たところで、また足の手入れです。今度は簡単に取れました。お父さんは暑くて2枚脱いで、手袋を薄いものにしたそうです。 雪で埋まった階段を上ってきましたが、時々深い雪の中を歩いて遊んでます。 真っ白でしょう、吹き溜まりのようです。「こっちが良いかな、面白そうだ」、「駄目」 「この上はどうかな」、「駄目」、「駄目ですか」 歩いてきた小地蔵岳、長七郎山、と小沼が一望できます。 もう少しで3つ目の地蔵岳山頂だそうです。 ここはほとんど山頂ですが、東側のケルンのある場所です。 アンテナを入れて撮ってもらいました。 ここが地蔵岳の山頂です。後は黒檜山と駒ケ岳です。 三角点を入れてもう一枚でーす。 オヤツをもらいました。お腹がすいたのでおいしかったです。 お父さんはおいしそうなものを食べてます。ぼくも食べたいなあ、ヨダレがでちゃったよ。 リードを長くしてもらって雪遊びをしました。 この後が面白かったのですが、写ってなかったんですって。ぼくは転んでしまいました。 また、氷が出来てしまいました。コリコリかじって取りました。 新坂平方面の道を少し歩いて下り、樹林帯の急斜面を降下しました。雪がたっぷりあって楽しかったです。ここは日が当たらないので「寒い」と言ってましたよ。 だいぶゆるやかになりました。何かにおいがします、鹿かな。 何かいるぞ。 その方向に走ろうとしましたが、止められてしまいました。 そろそろ句碑の道に出るようです。 「あれ、車が走っている」、「道路が横にあるんだよ」、「あっ、そうか」 正面に黒檜山を眺めながら句碑の道を少し歩いて、赤城少年自然の家付近で道路に出ました。 道路沿いを雪遊びしながら歩いて、ビジターセンターの駐車場に戻りました。 Before 写真集目次へ Next |