平成二十二年五月十二日     Before  写真集目次へ  Next

 3日間、お父さんとお母さんは昼間留守で、ぼくはひとりでお留守番でした。今日もかな、と思って庭で遊んでいると、お父さんがぼくのザックと靴を車に積みはじめました、「あっ、山だ」、早速支度をしてでかけました。今日は靴の試し履きに足利の湯殿山をぐるっと廻ってくるそうです。



すっかり緑になった林の中をを歩いてます、気持良いですね。昨日の雨で道は濡れています。



粘土質の道は、力が入ると、どうしても滑ってよろけてしまいます。



 露岩の道にでました、この程度なら良いのですが、蹴り上がりが続くと後足の靴がずれたり脱げたりします。平地の散歩でも傾向はありましたが、少し問題のようです。お父さんは時々止まってぼくの靴を見てました。




「ちゃんと履いてますよ」



峰不動に出ました、岩の上から街並みがきれいでした。



                             峰不動です。
  


 「木陰が涼しくて気持良いですよ」



 岩がすっかり乾きましたので、滑らなくなりました、快調でーす。



 ハッ、ハッ、ハッ、息づかいが荒くなります。
ハッ、


 また見晴らしの良い所にでました。



 お休みしてます、靴、脱げてませんよ。。



 もう少しで湯殿山の山頂です。



 さあ、頑張るぞ、ヨイショ。



 湯殿山の山頂に着きました、誰もいませんね。



 ちょっと失敬して上らせてもらいました。



 登山道にも咲いてましたが、まだヤマツツジがきれいですね。



 こんな格好でどうでしょう、緑と赤と青い空、きれいですね。



東に回り込んで、岩場に出ました。ぼくのお気に入りの場所です、下に足利の街が大きく広がってます。



首にいっぱいついているでしょう。首輪に、予防注射済札と鎌倉のコナちゃん家でもらったぼくの名前と電話番号の入ったメタルでしょう、ずーとつけてる犬のマスコットでしょう、あとチョークチェーンをつけてます。リュックも背負っているもんね。片方お水を飲んでしまったので、重い方が下がっちゃうんだよね。
       


 見渡す山並は夏の装いですね。ここにもヤマツツジが残ってますね。
 


 前足の靴もズレちゃってます。
  


大きな高圧線の鉄塔まで下りて来ました。あとは人工林の中を下ると登山口に戻ります。靴の試し履きは50〜60点かな、って言ってました。いろいろ工夫しないと、高い山に行けないもんね。


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