平成二十年十月二十七日     Before  写真集目次へ  Next
 

 お父さんが、何やら出かける準備をはじめました。いつもの声でなき続けたら、ぼくの勝ち、一緒に連れてってもらえることになりました。栃木県日光市、旧足尾町の備前楯という山です。今日はお母さんも一緒です。原向という渡良瀬渓谷鉄道の駅を過ぎて、左に曲がり銀山平に出ました。そこから細い山道を走って、舟石駐車場に着きました。ここから備前楯山を往復するそうです。

舟石駐車場付近から見た山並と紅葉です。

  


  

登山道から入って少し歩いた所から撮った備前楯山の山頂部です。



匂いが強いのでちょっと入って行ったら、「忠治、どこ歩いてるんだ!」、と叱られちゃいました。



「ハーイ」、と言ったのですが、



道に出たところで、今度は引っかかってしまいました。「はずして!」



明るいカラマツ林にでました。お母さんはゆっくり後ろから歩いてきます、「ここだよー」



まだ黄ばんだ所ですが、カラマツと笹の緑がきれいでしょう。



「お母さんが来ないよ、見えなくなっちゃった」、「大丈夫、すぐ来るよ」



山頂に大分近づいてきました、紅葉もこの辺がきれいです。



「あっ、来た来た、お母さんが」



左の谷側の紅葉です。



お父さんは、ぼくを置きっぱなしで先に行ってしまいました。



ウリハダカエデというのだそうですが、赤、黄に色づいてました。



 ツツジの紅葉です。



この辺、落葉が積もり松が倒れていて面白いでしょう。



お父さんに追いつきました、もう山頂が近いそうです。



ここが備前楯山の山頂です。先に来ていた人達が、ご馳走をいっぱい並べて食べてました。「良い顔しているね」、「何歳」、なんて言ってました。ぼく、良い顔しているかな、ほめられると嬉しいね。良い匂いに、ぼくは、お腹が急にすいてしまいました。水とオヤツをもらって、一休みして来た道を戻りました。登ってくる人が、ぼくを見ては話しかけてくれました、うれしかった、楽しかった。




日光の山々だそうですが、雲間に見えてました。
山頂から見た社山、男体山、半月山です。            黒桧岳です。
  

   袈裟丸連峰です                        北側の山と足尾の街が見えました。
  


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