平成二十年六月三十日     Before  写真集目次へ  Next

 今日は雨が降らないようなので、お父さんに足利の大小山へ連れてってもらいました。これで足利の主だった山は一通り歩いたことになります。阿夫利神社前駐車場から入って石尊の滝を通り、薄暗い山道を歩いて急坂をヨイショヨイショと登ると尾根に出ました。ここで大久保方面からの道に合流しているそうです。

こんな景色が東側に見えました
  
 
三毳山方面だそうです、後ろは筑波山のようです           大平山方面だそうです 

早速、お水をもらいました。水筒とコップはぼく専用です。



一休みしています、やっと、呼吸が整いました。



お父さん、そろそろ出発しましょうか



岩場を登ったり下ったりしながら行くと、山百合学園方面からの道と合わさりました。周りは緑一色です。



時々人声が聞こえてきます。枝の間からチョコッと見えるんですよ。



50kgのお父さんをグイグイ引っ張って来るのって力がいりますよ。四駆の一犬力ってスゴイでしょう。



また、ひ・と・や・す・み、です。



ここを下って、次のピークにつきました。
「お父さん、早く、早く! あれなーに?」




「大きくダイ・ショウ、って書いた看板だよ」、「フーン」



「来る、来る、沢山登って来るよ」、近くに下から来る道があるようです。



そして次のピーク、大小山に着きました。でもここは次のピークより低いんです。


大小山からの眺めです。
  
  
足利の街と渡良瀬川が見えてます       大小山より高い次の妙義山です


「お父さん、妙義山の天辺だよ、早く!
    




「着いたね、忠治バンザーイ!」、「バンザーイ!」



妙義山山頂の眺めです。
  
  
足利の街並みです                左が2007/12/14に歩いた大坊山です

  
  
三毳山方面だそうです、後ろは筑波山のようです           大平山方面だそうです 

先ほど山頂に見えた人が下の岩場でお話しているようです。



帰りは北側の急坂を下って、赤見方面分岐点にでました。もう、駐車場はすぐそこだそうです。



  
             分岐点の道標です              ここからは緑の中を下りました



【忠治と共に5】
 梅雨の季節、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。多量の雨が西日本に災害をもたらし、東北では震災地に二重の苦難をもたらしているようです、お見舞い申し上げますとともに、早くもとの生活が取り戻せるますように、お祈り申し上げます。

 今日は山歩きの話をしましょう。月日のたつのは早いのでしょうか、いつのまにか仙人ケ岳、赤雪山、深高山、石尊山、行道山、大岩山、両崖山、天狗山、天坊山、大小山と足利の主だった山を歩いてしまいました。はじめの頃はどこまで歩けるだろうか、登りは良いが下りは怖いなあ、動物のニオイばっかりとっていて、などなど、心配したものでした。

 現在では、4,5時間の範囲であれば問題ないようです。下りの怖さは岩場にありましたが、私の先に出させないように“アト”を徹底させたことでクリアー。橋を怖がり、入水もキライでしたので、沢筋を歩かせるのに躊躇しましたが、何とかなるものです、沢はボシャボシャ歩くし、丸太の橋も渡りました。動物のニオイをとるのは習性ですから、ある程度は遊ばせてやり、興奮状態の時は制止させ、今は70%の出来というところでしょうか。散歩時、キジやカモに反応しますが、じっと見ています。その姿をご想像下さい、やさしい眼をしています、猟犬の鋭い眼差しとは違います。

 表面的な良い点ばかり並べたようにお思いでしょうか、そうです、まだまだ課題は残っています、欲もでてきます。しかし、時間には制限がありませんから、これからも一歩一歩前進して行くでしょう。共に生活する者として、スローテンポだけに完成したときの可愛さがたまらないものです。今日駄目なら明日、明日駄目なら明後日と、期待しつつ。


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