平成二十年三月二十五日 Before 写真集目次へ Next 雪が残っているうちに、お父さんと赤城山の小地蔵岳と長七郎山を歩いてきました。出発点の鳥居峠から見ますと、覚満淵の雪は消え水面のほとんどが出ていました。大沼ではまだ穴釣りの小屋が湖面に10ケほど見えました。 水面のほとんど現れた覚満淵です。 鳥居峠から小地蔵岳へ森の中を真っ直ぐ登って行くんだそうです。 「まだ沢山雪がありますね」、「60−80cmはありそうだなあ」 「こっちはどうかな」 「こっちもいっぱいだよ」 北側に見える山が駒ケ岳だそうです、森の中には沢山雪が残っているようですね。 「動物の足跡が沢山あるよ」、「鹿とカモシカだろう」 「滑る、面白いなあ、サイコー、気持ちいい」 「顔を雪の中に突っ込むと、冷たくて気持ち良いよ」 「駒ケ岳の左上に黒檜山が少し見えてきた」、そうです。 「駒ケ岳の右に日光白根山、皇海山、袈裟丸山が見えてきた」、と言ってました。 「ヨイショ、大分、登りましたね」 「一息、です。雪景色っていいなあ、ぼく、大好きです」 黒檜山と駒ケ岳、左に上州武尊山、右に日光白根山、皇海山、袈裟丸山、だそうです。 「また、頭を突っ込んでる、忠治、今度は何だ?」 「スゴーイ、いっぱいだよ」、「ここは、吹き溜まりだよ」 「下もいっぱいあるよ」 「下を見るのが、ちょっと、こわいですね」 大きな吹き溜まりの上に出て振り向くと、山の形が変わってました。駒ケ岳が後ろの黒檜山に完全に重なってしまいました。 「ずいぶん、急なところを登って来たんだね」 小地蔵岳山頂の北側から見た黒檜山です。 右側の日光白根山の拡大です。 左側の上州武尊山の拡大です。 「もう少しだぞ」、「小地蔵は、あの辺ですか」 「いい景色ですね、この辺で1枚撮って下さい」 「黒檜山を入れてもう1枚お願いします」 「ここが、小地蔵岳山頂です」 小地蔵岳から少し下りました。お父さんは、雪に足をとられて、「おっとっと」を連発してました、重いんですね。 雪も、こちら側は、大分解けて小さな木(ツツジだそうです)と地面が所々で出ていました。 長七郎山の登りにかかりました。振り返ると、黒檜山の手前に小地蔵岳が丸っこい山頂をこちらに向けていました。 雪庇のそばで黒檜山を入れて撮ってもらいました。 ここが長七郎山の手前の雪庇です。下は深いですよ。 先端まで歩いてきました、コワーイ! 反対側(小沼)の森は笹が沢山見えてました、雪はあまりないようです。 ここが、長七郎山の山頂です。これで、地蔵岳でしょう、荒山、小地蔵岳、長七郎山の山頂をぼくの足で踏みました。 山頂から見た荒山です、右奥は浅間山だそうです。 大沼と遠くに谷川岳と上州武尊山が見えてました。 手前から、小地蔵岳、駒ケ岳、黒檜山です。 西方向の地蔵岳です。 ちょっと失礼して、お食事中です。干し肉、ビスケット、ドッグフード、ほねっこと(犬用)歯磨きを食べました。 ちょっと、足が汚れてしまいましたので、・・・・・・。 ここから、森の中を通って小沼へ下ります。雪は少し残っている程度でした。 でも、小沼に近づくと真っ白でした。お父さんは、歩くのが大変なようでした。 「ウワー、小沼だ、真っ白だ」 ぼくは、スイスイ下って、湖畔に出ました。 地蔵岳と小沼を入れて、撮ってもらいました。 小沼の氷上も、楽しかったでーす。 ここから見える正面付近まで、湖畔を歩きます。 また森の中に入って、長七郎山の登山口に出ました。 ここで、ひとやすみ、しました。 鳥居峠への雪道を歩き、時々山の中へ入って、遊びながら歩きました。 下に道路が見えました、間もなく鳥居峠に着きました。ああ、楽しかった。 Before 写真集目次へ Next |