平成十九年十一月十八日　　　　　Ｂｅｆｏｒｅ　 写真集目次へ　　Ｎｅｘｔ

庭でお留守番をしていたら、


ポカポカ陽気に、いつのまにか、寝てしまいました。



　ここのしだれ桜、ほとんど葉が落ちてしまいました。昨日も、今日も朝の散歩の時、霜で真っ白でしたよ。お父さんは、着込んで寒そうに歩いてましたよ。
そうそう、ぼく、５月頃から家の中で寝てなかったのです。七月二十一日に家を移動して、そのこと書いたっけね。それが、昨日から変わったのです。お父さんと遊んでいるうちに、少しずつ奥へ入って、前足、そして後ろ足と入ってしまい、気がつくとお父さんと中で遊んでいました。夕べは車に使っている、ぼくの専用シートを家の中に敷いてもらって、半年ぶりにぼくの家で寝ました。



寝心地良かったですよ、明るくなるまでぐっすり眠れました。お母さんに、「忠治、お家で寝られるようになって良かったね」、ってご褒美に干肉をもらっちゃった。



もう、大丈夫です。



こんな格好でも寝れますよ、お父さん、お母さん、心配かけました。



「お父さん、ぼく、また、寝ちゃったんみたいですね、そろそろ午後の散歩の時間ですか」、「そうだな、行こうか」




　山本五十六の「やってみせ　言って聞かせて　させてみて　褒めてやらねば　人は動かじ」という有名な文句があります。現役時代、社長が、物事がうまく進まないと、良く口にしました。私も、未だに、この言葉を指導することの原点と考えています。人間と犬を比較するのはいささか不謹慎かと思いますが、一字、“人”を“犬”に変えるだけで、同じでないかと思います。根気良く、繰り返すことの重要さ、伝わった時に実感できる喜び、現在の世の中に少し欠けてないだろうか。偉そうなことを言ってすみません。

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