平成十九年八月五日 Before 写真集目次へ Next
午後の散歩の時、渡良瀬川へ、遊びに連れてってもらい、中州へ渡って遊んでいました。
この流れを渡れば、反対側に行けます。
お父さんに続いて、渡り始めましたが、深くて流れが速いので、もう少し上流を渡ろう、と言って
ちょっと上の方を、渡り始めました。
すると、“雷”を感じました。
ぼくは、怖くなって、一目散に逃げて、車に戻りました。家に帰り、早速、物置に避難しました。
しばらくすると、強い風が吹き、雨が降り出し、ガラス戸に激しく吹きつけました。時々鳴る大きな雷に、ぼくは怖くなって、テーブルの下にもぐって震えてしまいました。
庭には水溜りが出来、激しく地面に叩き付ける雨が、大きく跳ね返っていました。お父さんは、ぼくを無理やり引っ張って、「忠治、見てごらん」って、言うんです。その間にも、雷が鳴り、テーブルの下に逃げ戻りました。お父さんは、「忠治は、臆病だな」って、笑ってました。
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