平成十九年一月二十三日 Before 写真集目次へ Next
2005年の暮れに、お父さんと出会った赤城山へ連れてってもらうことになりました。ドキドキ、ワクワクしています。今日は、後ろにぼくの座席を作ってもらいました。まず、箕輪の荒山登山口付近で雪遊びして、帰りに三夜沢の赤城神社を参拝して帰ります。
「さあ、赤城山へ出発するぞ」、「GO!」

「お父さん、もうそろそろ着きますか」

ミズナラの森の中をお父さんとお母さんと一緒にあるきました。

いい感じの森ですね

「もっと、上の方に行きますか」

「道路が下の方に見えますよ」

「この辺で遊びましょうか」

「さあ、走りましょう」

いいぞ、いいぞ、走れ!

木と笹、小木の間をリードを絡げながら走りました

「こっちだよ、早く!」

「早いなあ、4駆の忠治は」

「それ! 今度は下りですか」

「ここ深いですよ」

「雪、冷たくていい気持」

「雪って、おいしいね」

ブッ、ブッ、ブッ、鼻息で飛び散るぞ

ああ、面白かった、雪が鼻についちゃった、なめちゃおう・・・・・。 あれっ?

「これ、なーに」、 「枯れ枝だよ」

「そうか、これも枯れ木? 面白い格好しているな」

「忠治、帰るぞ」、「待って!」

帰り道、赤城神社へ寄ってきました。駐車場で、白い、首輪をしてない、小型の仲間を見ました。ワンワン吠えたのですが、時々振り向きながらどこかへ行ってしまいました。ぼくは、こうして毎日楽しく暮らしているのですが、あのワンちゃんは、お父さんもお母さんもいないのかな。鳥居の下で一枚撮ってもらいました。

奥が本殿です、「良い子になるようにお祈りしてきな」って、お母さんが言いました

「行って来ちゃったよ、誰かいたよ」、ワン、ワンと2回吠えたら、声がいつもとちがっていたようです。お母さんが、「哀愁をおびた声をして、どうしたの、チューちゃん」、というんです、はずかしかったぁ。

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