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長七郎山・地蔵岳(赤城山)

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山行日
    2019年1月30日   晴れ   単独
 

コース 
      小沼駐車場→小沼→長七郎山→小地蔵岳→鳥居峠→覚満淵→大沼→地蔵岳登山口→地蔵岳→八丁峠→小沼駐車場

 降りましたね、天気も穏やかだとか。スノーシュー、10本爪アイゼン、チエーン式アイゼンを持って、思い切り着込んで暖房不調の車で出かける。昨日一昨日と吹雪いたようで、山中には大きな吹き溜まりが見えた。陽が上がり風弱く、−10℃も寒さを感じない、7:06スノーシューを付けてダブルストック、小沼駐車場を出発する。氷上を横断して沼尻寸前、例年大きな吹き溜まりのできる場所、まだシャーペット状の薄い氷、ペチャ、ペチャ、ペジャ、水は入らなかったようだ。林道を回り込んで、7:23長七郎山登山口。

 小沼P、−10℃、黄色い車が1台あり、支度をしていたらお帰りの様子        朝焼けの地蔵岳、小沼氷上から
  

     氷上を横断して、沼尻へ               スノーシューでシャーペット状の氷を踏み抜いてしまった、振り向けば黒檜山
  

 山間に入るや、それでもあちらこちらに吹き溜まり、まだ容易に乗り越えられる大きさだ。でも、時々林間に入り、ザックを引っかけてオットットを繰り返す、雑木林を抜け緩やかな斜面に出ると眺望が開け、振り向けば荒山、浅間山、谷川岳、富士山を遠望する、7:57長七郎山着。駐車場に居た男性は北回りで日の出の写真でも、と思ったが踏み跡はなかった。

     長七郎山登山口                                   登山道は所々に吹き溜まり
  

  

  

   林間から広々した山頂直下へ


    荒山、右遠方に浅間山、四阿山、草津白根山




      直下の低木の間抜ける                         地蔵岳の東側、右遠方に谷川岳
  

     谷川岳                                      富士山遠望
  

                                    長七郎山着
  

 山頂北側から黒檜山を眺める、林間には大量の雪、登山道には雪庇が出来、風紋と交差する大枝小枝の陰、上越の山のそれとは比較にならないが、風物詩を探勝するにはまあまあだ、危険はないし。雑木林をかすめながら出たり入ったり、何とも言えない自然の造形美を一人で楽しんだ。鞍部から日光白根山、一部しか見えないのだが、折り重なる山々に支えられ、これまた、高さがあるだけに雄大だ。

    長七郎山頂から黒檜山&駒ケ岳、右遠方に日光白根山、皇海山、袈裟丸山


  日光白根山、皇海山


   北側斜面にできた雪庇を眺めながら小地蔵岳へ


          





           





























     雪庇を抜け鞍部から日光白根山


 鞍部付近は風の通り道、地肌が露出し凍てついていた、8:31小地蔵岳分岐点、登り返して雪深い雑木の中を進む。スノーシューで楽しむには絶好の地形だ、汗を拭きながら前進、平坦な山頂部に出ると小地蔵岳、8:45着。ここから地図には道がないのだが、尾根筋をジグザグ下って鳥居峠に出る。中間付近までは順調に下ったが、まだ雪が少なく表面が凍っていて、スノーシューが横滑りする。危険を回避し、10本爪のアイゼンに交換、9:30鳥居峠着。

        小地蔵岳分岐点から                               笹の隠れた雑木林を進む
  

                                所々でスノーシューが40−50cn沈む
  

                                     小地蔵岳山頂
  

                        北側の雑木林を正面に黒檜山、鳥居峠目指して急降下
  

    黒檜山、手前に駒ケ岳が重なる、右方に日光白根山、皇海山、袈裟丸山


   日光白根山


           半分ほど下った所で、凍った斜面に危険を感じ、アイゼンに替えて鳥居峠着
  

 覚満淵の今は静かだ、雪のせいかな、トレースはない。老体の踏み跡を残し、先日楽しんだ大沼に入る。一面真っ白、クリヤーな青い氷はもうない。ウイークデーなので釣り人も少ない。中ほどでUターン、地蔵岳の登山口に進む、10:29-10:39休憩。

   鳥居峠から大沼&覚満淵




           覚満淵へ出るまでが・・・・                        覚満淵の氷上を横断
  

  

                               登山道は深い雪の下、道路に出るまで
  

    駒ケ岳登山口を横に見て                           大沼氷上へ
  

                             大沼氷上は雪に被われていた
  

 トレースを頼りに、急坂を上がる、さぞ往生したことでしょう、お陰様で・・・。しばらく奮闘し、中間の緩やかな斜面へ、ここで旧赤城青少年の家からのルートを合せ、100mほど上がると山頂から北西に見える1620mの小ピーク、周辺の景色を楽しみながら山頂に向かう。暖かい日差しの影響でしょうか、時々深みにはまって、往生する。最後の雑木林を抜け、やっと礫の散乱する山頂直下へ、ここはロープウェイ駅のあった付近だ。東側へ回り込んで、山頂へ、12:05-12:41休憩。南側は少々ガスっているが、北〜西の眺望は素晴らしい。何名かの踏み跡はあるが、男性が一人だけ。

   戻って、旧赤城神社付近から地蔵岳登山口へ、        ここで休憩して急斜面のトレースのついた登山道へ
  

  

  

                                この上は開けた緩やかな斜面
  

    黒檜山、駒ケ岳を振り返る




  また、少々雑木林の中を


                  抜けると、岩のゴロゴロした山頂直下に出る     黒檜山の左に燧ケ岳
  

  

  

 山頂直下からの眺望  画像クリック拡大   万太郎山〜駒ケ岳


  燧ケ岳


    笠ケ岳、至仏山


   武尊山


     朝日岳、巻機山方面


    谷川岳方面


    仙ノ倉山、万太郎山、谷川岳方面


   仙ノ倉山、万太郎山、谷川岳、朝日岳、巻機山方面がクッキリ           礫を越え地蔵岳山頂へ
    

        地蔵岳山頂                                   山頂のアンテナ群
  

 地蔵岳山頂からの眺望  画像クリック拡大   大源太山〜巻機山


  武尊山、至仏山、燧ケ岳


 地蔵岳山頂からの眺望  画像クリック拡大   苗場山〜至仏山


 地蔵岳山頂からの眺望  画像クリック拡大   平標山〜前袈裟丸山


 地蔵岳山頂からの眺望  画像クリック拡大   仙ノ倉山〜黒檜山


     黒檜山&大沼


  辿ってきた地蔵岳の雪道


  至仏山〜燧ケ岳


  武尊山


   朝日岳〜巻機山方面


      仙ノ倉山、万太郎山、谷川岳、一ノ倉岳、武能岳


   谷川岳トマノ耳&オキノ耳、一ノ倉岳、武能岳


   浅間山方面




    小沼を眺めながら八丁峠に下る
  

  

  

                                   八丁峠の登山口
  

       八丁峠                                        小沼駐車場到着
  

  緩んできた木段上の雪に注意しながら下る、13:02八丁峠、13:10小沼駐車場着。総所要時間は、6時間04分、天気に恵まれて素晴らしい一日だった。

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