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鳥海山
                                                  日付順記録へ   8080221の雑記帳へ
山行日
    2017年9月26日   晴れ   単独 

コース 概略図はこちら     参考資料:鳥海自然紀行   花いっぱい、石塚さんちの鳥海録
     鉾立の駐車場→象潟登山口→秋田・山形県境→賽ノ河原→御浜(小屋)→七五三掛→文殊岳→伏拝岳→行者岳→七高山→鳥海山(新山)→大物忌神社→七五三掛→御浜(小屋)→賽ノ河原→秋田・山形県境→象潟登山口→鉾立の駐車場


  1.鉾立P→御浜   2.御浜→伏拝岳   3.伏拝岳→新山   4.新山→鉾立P

 2012年の夏、花見山行をしようと出かけたが、笙ケ岳でガスられて引き返してしまった。花の季節ではないが、紅葉もいいだろう、晴れてくれればダイナミックな光景を目にするだけでスッキリする。夜中に到着した時は快晴、久しく見てない天の川がきれいだった。しかし、4時間仮眠して目覚めると霧が立ち込めているではないか。まあ、日中は晴れるだろう、5:15鉾立の駐車場を出発する、5:07登山口、5:15展望台、多分正面に鳥海山がアグラをかいて見えるのかな。色づいた灌木のトンネルを進むと、5:35秋田・山形県境を通過、200mほど上がったようだ。

  秋田県にかほ市象潟町の駐車場(標高1160m)を夜明けを待って出発        ちょっと離れた道路沿いに登山口
  

  灌木のトンネル、コンクリート製の遊歩道を登山口から7,8分進むと        鉾立展望台に出る、ガスって展望なし
  

                         遊歩道沿いの紅葉、まだちょっと早い感じもするが
  

                                    近くに見える山並の紅葉
  

    展望台の先から石段の道が続いている                  駐車場から1km、秋田・山形県境に出る
  

 東の空は朝焼けに染まるが、なかなか陽がささない、でも状況は良さそうだ、6:01賽ノ河原通過、御浜まであと1.5km、ついに北方向に見える稲倉岳と草原に陽が差し、草紅葉が輝き始めた、6:25-6:32御浜(小屋)到着&小休止。 ここまで、駐車場から1時間20分、1/3は来ているだろう。

   朝焼けを眺めたが、上空は曇り


                   だんだん、いい感じになってきましたが、陽が差さないので色が・・・
  

    遊歩道の勾配が緩やかになって                       賽ノ河原、駐車場から1.9km、御浜まであと1.5km
  

                       一帯の草紅葉がきれいだ、赤はチングルマ、緑は背の低い笹
  

  北側の稲倉岳と湿原(?)の紅葉




                       御浜(小屋)到着、工事中でちょっと巻きました
  



  2.御浜→伏拝岳   1.鉾立P→御浜   3.伏拝岳→新山   4.新山→鉾立P

   尾根に立つと、鳥海湖を真下に、陽ざしがほしい


    次の瞬間雲間から西の尾根に一瞬陽ざしが・・・、草紅葉が輝くんだけどな


 足元にも、・・・


 時々現れる山肌を見入り、絶景を期待し、高度を上げて行く、6:43御田ケ原、6:51御田ケ原分岐(鞍部)、6:56八丁坂、7:07七五三掛、木道を一段上がって千蛇谷方面分岐、ここで地図を出して外輪山を進み新山に向かうか、千蛇谷へ降りて大物忌神社経由で新山に向かうか天候の読みと合わせて考える。晴れるとみて、外輪山を進んだ方がベターだろう、ガスった場合でも迷い込むことがないだろう。左回りにして外輪山を進む、7:38文殊岳到着、何も見えず。

                 御浜を出ると緩やかな上り、陽がさしたり引っ込んだり
  

    鳥海湖を遠巻きに回転するように御浜小屋から離れていく




                              御田ケ原、扇子森直下を通る、御浜から0.4km
  

   向かう方向に左に山裾(新山?)、少し下って              鞍部で御田ケ原分岐、鳥海湖からの道を合せる、御浜から0.8km
  

   緩やかに上り返して八丁坂、御浜から1.3km               前方には急坂が続いているようだ
  

                七五三掛(しめかけ)、この先0.2kmで外輪山&千蛇谷の分岐点、
  

          勾配を増し木段を上がって、                      千蛇谷の分岐点
  

    千蛇谷方面は左                                外輪山方面は右に尾根伝い
  

         岩場を右に幕、少々急登                          眼下に千蛇谷の雪渓が見えた
  

       岩間で咲くハクサンイチゲ                         緩やかになって、砂礫の道
  

    小さいアップダウン、ハイマツの間を進むと                 文殊岳(2005m)、ここから次の伏拝岳まで0.8km
  

 しかし、文殊岳出て5分ほど歩くと、視界が良くなる傾向、見間違いもしたが、さらに10分ほど進むと、薄いベールをまとった伏拝岳と新山が現れ、霧は急速に払われ、新山の雄姿を確認できた、8:04湯ノ台道を合せ、8:07伏拝岳到着。。

    先にはピークらしい山影が                         雲が切れて、伏拝岳?、左に新山?
  

    伏拝岳ではなく途中の岩峰だった                      また見えた、今度は伏拝岳だろう
  

           伏拝岳だ                                  左に新山、間違いない
  

    鳥海山最高峰新山(2236m)が現れる




   伏拝岳もクッキリしてきた                               裾には人影一人
  

  荒神ケ岳、新山、三角点のある七高山、イヤー、素晴らしい!!


    振り返って、あれが文殊岳かなあ、多分                  伏拝岳も近い
  

      新山、真っ黒な溶岩ドーム


                                   湯ノ台道との合流点
  

  合流点から、荒神ケ岳、最高峰新山、三角点のある七高山




   新山


   伏拝岳の石仏                                   この先の行者岳
  

    伏拝岳の石仏から山頂部を一望   画像クリック拡大  




  3.伏拝岳→新山   1.鉾立P→御浜   2.御浜→伏拝岳   4.新山→鉾立P

 山頂部を眺めながら七高山へ進む、8:22行者岳、8:38百宅口分岐、8:39下降点、8:45三角点のある七高山、更に進んで8:50一番北のピーク、戻って8:55七高山、9:00下降点、ここからガレた急斜面を下り、雪渓の下を通って、小屋のペイントマークのある付近から頂上の岩峰目指して取付く。ペイントマークはあるが、適当に軌道修正しながら進む。直下に胎内くぐりあり、ここから右へ巻くように岩峰に這い上がった、9:28着、休憩。

 鳥海山の山頂部を眺めながら行者岳へ














                             岩間の陽だまり残るイワギキョウ
  

                                   梯子を下って行者岳
  

   岩の隙間から辿ってきた外輪山


    行者岳を振り返る                               ハシゴを上って
  

        新山と七高山




                                      百宅口分岐点
  

     火口への下降点                             下降点から新山
  

     下降点からの展望、左が行者岳、中央に新山、右に三角点のある七高山


    同、七高山                                    七高山頂上
  

    七高山から新山


      同、辿ってきた外輪山


         更に外輪山を進む                           一番北側のピーク
  

    一番北側のピークから七高山


     戻って、七高山頂上で私                         下降点まで戻る
  

     下降点からガレた急斜面を下り正面の新山を撮る             下降点を振り返る
  

    雪渓の下部を通って                           この辺から新山に取付く
  

                              マークを見ながら礫を乗り越え進む
  

      頂上の岩峰を見上げる                            胎内くぐり、ザックをこすりながら抜ける
  

    右側から巻くようにして                            頂上に立つ、休憩
  

     象潟方面                                    祓川方面
  

 岩峰から辿ってきた鳥海山の外輪山  画像クリック拡大   




 4.新山→鉾立P   1.鉾立P→御浜   2.御浜→伏拝岳   3.伏拝岳→新山  

 先ほどの別コースで、大物忌神社へ下る、岩場の下りは慎重を要す、神社はすでに閉鎖されているので下ることにする、10:00山頂部を後にする。千蛇谷を抜け、登り返して、11:05七五三掛、11:14八丁坂、11:30御田ケ原、11:43御浜小屋、12:02賽ノ河原、12:24秋田・山形県境、12:42展望台、12:49登山口、12:50鉾立の駐車場着。

             頂上小屋を目指して慎重に一段下る、切り立った垂直の壁の間から頂上の岩峰を眺める
           



                  ペイントマークを頼りに右に左に足場を確保しながら下る
  

                                    頂上小屋まで下る
  

                              奥にある大物忌神社へ行ったが閉鎖中
  

   先行者に続いて下り道に入る                               キリンソウの黄葉
  

   千蛇谷へと下る                                 山頂を振り返る
  

     往路歩いた外輪山


   道沿いにシラタマノキの実                             先方の山並に雲が上がってきた
  

    御浜小屋が見えた、近そうだが・・・




   山頂方向を振り返る、草紅葉がきれいだ






                                      千蛇谷、 所々にある道標
  

  再び上方を・・・


  道沿いに咲くミヤマアキノキリンソウ


   アザミ


 振り向く、左が新山、右が外輪山


                                    雪渓を横断する
  

   千蛇谷から雪渓&山頂部


    斜面に取付いてしばし急登                            残り花、オニシモツケ
  

                                     登り上がる
  

   大分上がったなあ、山頂を振り返る


       今朝どっちにしようか考えた七五三掛、左回りで良かった         傍らにチングルマの紅葉
  

                               八丁坂、坂というけれど勾配は小さい
  

                                  振り向きながらスイー、スイ
  

  鳥海湖を巡るならここから左へ                                ちょっと雲が出てきましたが、
  

        良い景色ですねえ、ゆっくり急いで歩きましょう








                             御田ケ原、もう御浜小屋が近いですね
  

  今朝よりも若干条件がいいですね  画像クリック拡大  


  北側の景色です、広大な湿原という感じですね  画像クリック拡大  


                         賽の河原です、あと鉾立まで1.9kmです
  

                                 灌木の紅葉、黄葉です。
  
 
                               近くの山並も紅葉してますね
  

            秋田県に入りました、あと1kmです                こちらの紅葉は陽に照らされて・・・
  

                               展望台から雄姿をもう一度
  

     間もなく駐車場です                               お疲れ様でした、到着です
   

 総所要時間は、7時間45分、晴れ上がった山頂部の光景は十分楽しめた、大満足。季節外れなのか、登山者数は少なかったようだ。山頂では晴れたものの、雲が高く眺望は期待外れ。

   1.鉾立P→御浜   2.御浜→伏拝岳   3.伏拝岳→新山   4.新山→鉾立P

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