0 sub3-975 谷川岳 日付順記録へ 8080221の雑記帳へ |
山行日 2018年6月22日 晴れ 単独 コース 概略図はこちら 慰霊碑駐車場→西黒尾根登山口→ラクダの背→巖剛新道合流点→ザンゲ岩→天神尾根合流点→谷川岳トマノ耳→谷川岳オキノ耳 →一ノ倉岳→茂倉岳→一ノ倉岳→谷川岳オキノ耳→谷川岳トマノ耳→肩ノ小屋→熊穴沢避難小屋→田尻尾根分岐→田尻尾根入口 →西黒沢橋→慰霊碑駐車場 この山行の花編はこちらです 【駐車場⇒谷川岳トマノ耳】 【トマノ耳から⇒茂倉岳⇒天神尾根、田尻尾根経由で下山、駐車場へ戻る】へ 野暮用を早く切り上げ、天気に合わせ谷川岳に出かける。しかし、山並は雲に被われ、先日の朝日岳を繰り返すのでは嫌だなあ、4:55慰霊碑駐車場、5:11西黒尾根登山口より山間に入る。昨日の雨でぬかるんでいると思ったが、水たまりはなく、石は乾いて、急登も苦にならなかった。6:29樹林帯から抜け、東〜南方向は青空に変わり強烈な日差しがあった、6:37クサリ場着。1本上がると、手元にイワシモツケが咲きだしていた。岩上の景色に、まだ遠望はクッキリしないが、刻々と変化していく様相に感動を覚えた。時々東の薄い雲に陰るものの、山頂も現れ足取りも軽く、高度を稼いだ、7:05ラクダの背、7:09巖剛新道出合。 慰霊碑駐車場 西黒尾根登山口、ここから入山 緑の中をいきなり急登する 20分ほどで鉄塔 その先、ちょっと緩くなって 谷川岳山頂まで3時間の道標あり 樹間から天神平付近を展望できる その先で、山頂付近がちらっと見える場所があるが雲がかかって・・・ 急登も惰性、なるようになります 突然、茂みの空間から抜け出ると、まぶしい陽の光、尾瀬、武尊、日光の山を遠望する 南に天神平付近、手前は満開のタニウツギ 大きな岩の間を抜けると 最初のクサリ場に出る、上の段にはイワシモツケが咲きだしていた 岩の上から朝日岳方向の展望 画像クリック拡大 同、谷川岳山頂部 同、朝日岳方面 次のクサリ場を通過して 天神平を眺めて、大分上がってきた感じ ラクダの背 ラクダの背から谷川岳 一帯の花は一段落し、タニウツギ、ベニサラサ、ウラジロヨウラクが終わりに近く、咲き始めたイワシモツケが輝いていた、次は、アザミ&ギボウシが出番かな。鞍部から登り返し、核心部の岩場へ、足元に注意を払い、変化していく展望を楽しみながら歩数を重ねる。通称氷河の跡と称する岩場にさしかかると、年配の先行者が岩に貼りっついて写真を撮っていた。ユキワリソウとホソバヒナウスユキソウのコラボだった。ちょっと進むと、2草にアカモノが加わって、山頂まで、楽しませてくれた、8:23ザンゲ岩、8:36雪渓。雪の消えた場所で、一番に花をつけるのがショウジョウバカマかコシジオウレンだ、今年目に入ったのは後者だった、8:41天神尾根合流点、谷川岳8:46トマノ耳着。 ちょっと下って、巖剛新道と道を合せる 少し進んで 少し登り返した場所から眺望 画像クリック拡大 ここからも岩場の連続、ペイントマークに沿って進む 岩場を通過してラクダの背を振り向くと 岩場の難所が続く、クサリが下がってます ラクダの背から大分上がってきましたね この岩場を上がって、ザンゲ岩を上に見て 氷河の跡を通過します、スリップ注意 ほっと一息、朝日岳方面 武尊岳、左側は日光白根山 燧ケ岳、至仏山方面 赤城山方面 マチガ沢寄りに回り込んで 斜面のお花畑を観賞 ザンゲ岩の横を通過 また上がりました、朝日岳の左に巻機山、越後駒ケ岳&中ノ岳が見えてきました 谷川岳の山頂部です ここから緩やかに進んで 天神尾根との合流点に向かって 雪渓を渡ります 雪渓の端っこで見つけたコシジオウレン 天神尾根との合流点に出ました 西側に肩ノ小屋見えます さあ、谷川岳トマノ耳到着です ちょっと雲がありますが、展望を楽しみましょう 画像クリック拡大 辿ってきた西黒尾根方向です 画像クリック拡大 これから進むオキノ耳、一ノ倉岳、茂倉岳方向です 画像クリック拡大 南〜西方向です 朝日岳方面 オキノ耳、巻機山、朝日岳方面 茂倉岳、一ノ倉岳、オキノ耳 赤城山、子持山方面 山頂の遠望がイマイチ、谷川系では万太郎山と仙ノ倉山がはっきりしない。富士山も雲の中に閉じ込められているよう、浅間山は微かに、しかし、押し上げてくれた西黒の尾根筋はクッキリ、8:50オキノ耳に向かう。 登山道に沿って、草木が花をつけ、岩との間を人が縫って山頂を目指す、良い季節だ。シラネアオイが一花、草むらの中で、待っていてくれた、ありがとう。ベニサラサドウダン、ユキワリソウ、キスミレ、イワカガミ、ヒメイワカガミ、アカモノ、ヨツバシオガマ、ムシトリスミレ、ミヤマキンポウゲ、ゴゼンタチバナ、ミヤマカラマツ、などなど、種の多いこと、イチイチカメラを向けて挨拶していたら日が暮れてしまうほど、9:10-9:27オキノ耳、9:38奥の院、9:58ノゾキ、登り返して、10:28一ノ倉岳。 【トマノ耳から⇒茂倉岳⇒天神尾根、田尻尾根経由で下山、駐車場へ】 【ページTOP】へ 茂倉岳目指してきた方向に進む オキノ耳との中間からオキノ耳 振り返ってトマノ耳 谷川岳の最高点オキノ耳を踏む トマノ耳を振り返る オキノ耳の展望 画像クリック拡大 南、西方向 オキノ耳の展望 画像クリック拡大 東、南方向 オキノ耳の展望 画像クリック拡大 北方向 同、茂倉岳と一ノ倉岳 万太郎山、仙ノ倉山、苗場山 左前方に茂倉岳を眺めながら、奥の院に進む 一帯の稜線はお花畑、ユキワリソウ、ムシトリスミレ、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、ヒメイワカガミなどなど トマノ耳を振り返る 一ノ倉岳は近そうだが、なかなか、しばらく、岩場を飛び越え、間を抜け、クサリ場もあり 多少遠望がきくようになった、谷川連峰西の主脈、万太郎山、仙ノ倉山方向 一ノ倉岳との中間で眺望観賞 画像クリック拡大 北、東方向 同、 画像クリック拡大 西方向 巻機山、朝日岳方向 苗場山、雲がかかったり払われたり ノゾキから一ノ倉沢を覘き込む、雪渓の先には一ノ倉の出合、その先で一ノ倉沢は湯檜曽川にそそいでいる 湯檜曽川をはさんで、東側は松ノ木沢、天辺は松ノ木沢ノ頭、その奥には燧ケ岳と至仏山となっている 朝日岳方面 オジカ沢の頭と俎ー 万太郎山、仙ノ倉山方面 灌木をくぐって、 振り返ると辿ってきた岩山が一望できる 一ノ倉岳直下の眺望 画像クリック拡大 谷川岳を北側から眺める 緩やかに一ノ倉岳山頂を踏む ここまで来たら、茂倉岳は目と鼻の先、鞍部に残った雪渓には次々芽出し、花をつけ短い一生を終える高山植物が沢山ある。ショウジョウバカマ、ハクサンコザクラ、ミヤマダイモンジソウ、イワイチョウなどなど、着飾った姿を見てくれと言わんばかりに、風に揺らしていた、10:57-11:10茂倉岳。 緩やかに下って鞍部へ、東に巻機山 一ノ倉岳からの笹道を振り返る 本日の最終ピーク、茂倉岳は近い 雪渓を少々踏んで、緩やかに進めば 茂倉岳山頂に出る、誰もいなかった 茂倉岳山頂の眺望 画像クリック拡大 谷川岳主稜線 オジカ沢の頭と俎ー 谷川岳の双耳峰、右下には肩ノ小屋 一ノ倉岳、日光、武尊、皇海山方面 朝日岳方面 巻機山、手前に大源太山と七ツ小屋山 茂倉岳を後に、とりあえずトマノ耳まで戻る、11:27一ノ倉岳、11:47ノゾキ、12:14奥の院、12:26オキノ耳、12:37トマノ耳、昼時にさしかかったせいか、40-50人会ったろうか。ここから肩の小屋で小休止して、夏道の天神尾根を下り、天神平への小道を分け、田尻尾根を下って駐車場に戻る予定、12:44-12:49肩の小屋。 帰路は、右手に谷川岳を見ながら 一ノ倉岳へ、 何度見ても凄さに足がすくむ景色、帰路は正面から向かっていく ノゾキ 一ノ倉沢出合を撮りました 奥の院付近から散策するハイカー多数 オキノ耳を越えて トマノ耳へ、 ここにも数名 谷川岳を下り 肩ノ小屋で小休止 天神尾根に出てビックリ、昔歩いたことはあったが、こんな夏道のイメージはなかった。兎に角、スゴイ道だ、登りは良いとしても、下りは往生するでしょう。12:55天神ザンゲ岩、13:09天狗の留り場、13:28熊穴沢避難小屋、ここからは壊れてはいるが、どこにでもある登山道だ。14:46天神峠分岐、13:52田尻尾根分岐、ブナ林の中を急降下していく、ここはまともだ、14:25田尻尾根入口へでて、作業を下り、14:41西黒橋で国道へ、14:46慰霊碑駐車場に戻る。 天神尾根の夏道下りは木段からはじまる 天神ザンゲ岩に出て反省?かな ガレ場のような道を下り、天狗の留り場へ 辛抱の道をさらに進めば、熊穴沢避難小屋が見えてくる 小屋からは、まあまあ、まともな登山道となる 笠ケ岳方面 谷川岳方面、共にクッキリしてきた様子 田尻尾根分岐、ここから土合まで3.6kmとある マチガ沢をチラッと見て、樹林帯の中を下る 田尻尾根入口に出る、 ここからは作業道、頭上にロープウェイ 西黒沢橋で国道に出て、間もなくP 途中、こんな光景・・・・・・ 総所要時間は、9時間51分、梅雨時の晴日、まあ、うまくいったほうかな。 【ページTOP】へ この山行の花編はこちらです。 日付順記録へ 8080221の雑記帳へ |