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谷川岳

                                                  日付順記録へ   8080221の雑記帳へ
山行日
    2018年6月22日   晴れ   単独
 

コース  概略図はこちら
     慰霊碑駐車場→西黒尾根登山口→ラクダの背→巖剛新道合流点→ザンゲ岩→天神尾根合流点→谷川岳トマノ耳→谷川岳オキノ耳
    →一ノ倉岳→茂倉岳→一ノ倉岳→谷川岳オキノ耳→谷川岳トマノ耳→肩ノ小屋→熊穴沢避難小屋→田尻尾根分岐→田尻尾根入口
    →西黒沢橋→慰霊碑駐車場
                        この山行の花編はこちらです


   【駐車場⇒谷川岳トマノ耳】  【トマノ耳から⇒茂倉岳⇒天神尾根、田尻尾根経由で下山、駐車場へ戻る】へ
 野暮用を早く切り上げ、天気に合わせ谷川岳に出かける。しかし、山並は雲に被われ、先日の朝日岳を繰り返すのでは嫌だなあ、4:55慰霊碑駐車場、5:11西黒尾根登山口より山間に入る。昨日の雨でぬかるんでいると思ったが、水たまりはなく、石は乾いて、急登も苦にならなかった。6:29樹林帯から抜け、東〜南方向は青空に変わり強烈な日差しがあった、6:37クサリ場着。1本上がると、手元にイワシモツケが咲きだしていた。岩上の景色に、まだ遠望はクッキリしないが、刻々と変化していく様相に感動を覚えた。時々東の薄い雲に陰るものの、山頂も現れ足取りも軽く、高度を稼いだ、7:05ラクダの背、7:09巖剛新道出合。

      慰霊碑駐車場                                西黒尾根登山口、ここから入山
  

   緑の中をいきなり急登する                             20分ほどで鉄塔
  

    その先、ちょっと緩くなって                             谷川岳山頂まで3時間の道標あり
  

    樹間から天神平付近を展望できる                その先で、山頂付近がちらっと見える場所があるが雲がかかって・・・
  

                           急登も惰性、なるようになります
  

 突然、茂みの空間から抜け出ると、まぶしい陽の光、尾瀬、武尊、日光の山を遠望する


  南に天神平付近、手前は満開のタニウツギ


                                 大きな岩の間を抜けると
  

                               最初のクサリ場に出る、上の段にはイワシモツケが咲きだしていた
  

  岩の上から朝日岳方向の展望 画像クリック拡大   


 同、谷川岳山頂部


  同、朝日岳方面


                           次のクサリ場を通過して
  

    天神平を眺めて、大分上がってきた感じ                           ラクダの背
  

    ラクダの背から谷川岳


 一帯の花は一段落し、タニウツギ、ベニサラサ、ウラジロヨウラクが終わりに近く、咲き始めたイワシモツケが輝いていた、次は、アザミ&ギボウシが出番かな。鞍部から登り返し、核心部の岩場へ、足元に注意を払い、変化していく展望を楽しみながら歩数を重ねる。通称氷河の跡と称する岩場にさしかかると、年配の先行者が岩に貼りっついて写真を撮っていた。ユキワリソウとホソバヒナウスユキソウのコラボだった。ちょっと進むと、2草にアカモノが加わって、山頂まで、楽しませてくれた、8:23ザンゲ岩、8:36雪渓。雪の消えた場所で、一番に花をつけるのがショウジョウバカマかコシジオウレンだ、今年目に入ったのは後者だった、8:41天神尾根合流点、谷川岳8:46トマノ耳着。

  ちょっと下って、巖剛新道と道を合せる                     少し進んで
  

  少し登り返した場所から眺望  画像クリック拡大   


                        ここからも岩場の連続、ペイントマークに沿って進む
  

           岩場を通過してラクダの背を振り向くと
          

                                 岩場の難所が続く、クサリが下がってます
  

                ラクダの背から大分上がってきましたね
          

                                 この岩場を上がって、ザンゲ岩を上に見て
  

                              氷河の跡を通過します、スリップ注意
  

  ほっと一息、朝日岳方面 


   武尊岳、左側は日光白根山


    燧ケ岳、至仏山方面


    赤城山方面


  マチガ沢寄りに回り込んで


   斜面のお花畑を観賞


                                ザンゲ岩の横を通過
  

   また上がりました、朝日岳の左に巻機山、越後駒ケ岳&中ノ岳が見えてきました


   谷川岳の山頂部です


   ここから緩やかに進んで                           天神尾根との合流点に向かって
  

                                    雪渓を渡ります
  

   雪渓の端っこで見つけたコシジオウレン


    天神尾根との合流点に出ました                        西側に肩ノ小屋見えます
  

                               さあ、谷川岳トマノ耳到着です
  

 ちょっと雲がありますが、展望を楽しみましょう  画像クリック拡大   辿ってきた西黒尾根方向です


   画像クリック拡大   これから進むオキノ耳、一ノ倉岳、茂倉岳方向です


   画像クリック拡大   南〜西方向です


 朝日岳方面


   オキノ耳、巻機山、朝日岳方面


   茂倉岳、一ノ倉岳、オキノ耳


     赤城山、子持山方面


 山頂の遠望がイマイチ、谷川系では万太郎山と仙ノ倉山がはっきりしない。富士山も雲の中に閉じ込められているよう、浅間山は微かに、しかし、押し上げてくれた西黒の尾根筋はクッキリ、8:50オキノ耳に向かう。

 登山道に沿って、草木が花をつけ、岩との間を人が縫って山頂を目指す、良い季節だ。シラネアオイが一花、草むらの中で、待っていてくれた、ありがとう。ベニサラサドウダン、ユキワリソウ、キスミレ、イワカガミ、ヒメイワカガミ、アカモノ、ヨツバシオガマ、ムシトリスミレ、ミヤマキンポウゲ、ゴゼンタチバナ、ミヤマカラマツ、などなど、種の多いこと、イチイチカメラを向けて挨拶していたら日が暮れてしまうほど、9:10-9:27オキノ耳、9:38奥の院、9:58ノゾキ、登り返して、10:28一ノ倉岳。


 【トマノ耳から⇒茂倉岳⇒天神尾根、田尻尾根経由で下山、駐車場へ】   【ページTOP】へ
 茂倉岳目指してきた方向に進む


   オキノ耳との中間からオキノ耳                           振り返ってトマノ耳
  

   谷川岳の最高点オキノ耳を踏む                         トマノ耳を振り返る
  

 オキノ耳の展望  画像クリック拡大   南、西方向


 オキノ耳の展望   画像クリック拡大  東、南方向


  オキノ耳の展望  画像クリック拡大  北方向


 同、茂倉岳と一ノ倉岳


  万太郎山、仙ノ倉山、苗場山


                       左前方に茂倉岳を眺めながら、奥の院に進む
  

   一帯の稜線はお花畑、ユキワリソウ、ムシトリスミレ、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、ヒメイワカガミなどなど


  トマノ耳を振り返る


  一ノ倉岳は近そうだが、なかなか、しばらく、岩場を飛び越え、間を抜け、クサリ場もあり


  多少遠望がきくようになった、谷川連峰西の主脈、万太郎山、仙ノ倉山方向


 一ノ倉岳との中間で眺望観賞  画像クリック拡大  北、東方向


 同、  画像クリック拡大  西方向


    巻機山、朝日岳方向


     苗場山、雲がかかったり払われたり




   ノゾキから一ノ倉沢を覘き込む、雪渓の先には一ノ倉の出合、その先で一ノ倉沢は湯檜曽川にそそいでいる


     湯檜曽川をはさんで、東側は松ノ木沢、天辺は松ノ木沢ノ頭、その奥には燧ケ岳と至仏山となっている
          

   朝日岳方面


  オジカ沢の頭と俎ー


    万太郎山、仙ノ倉山方面


    灌木をくぐって、                                振り返ると辿ってきた岩山が一望できる
  

 一ノ倉岳直下の眺望  画像クリック拡大  


   谷川岳を北側から眺める


                           緩やかに一ノ倉岳山頂を踏む
  

 ここまで来たら、茂倉岳は目と鼻の先、鞍部に残った雪渓には次々芽出し、花をつけ短い一生を終える高山植物が沢山ある。ショウジョウバカマ、ハクサンコザクラ、ミヤマダイモンジソウ、イワイチョウなどなど、着飾った姿を見てくれと言わんばかりに、風に揺らしていた、10:57-11:10茂倉岳。

  緩やかに下って鞍部へ、東に巻機山                          一ノ倉岳からの笹道を振り返る
  

  本日の最終ピーク、茂倉岳は近い


   雪渓を少々踏んで、緩やかに進めば                       茂倉岳山頂に出る、誰もいなかった
  

  茂倉岳山頂の眺望 画像クリック拡大  谷川岳主稜線


  オジカ沢の頭と俎ー


    谷川岳の双耳峰、右下には肩ノ小屋


    一ノ倉岳、日光、武尊、皇海山方面


    朝日岳方面


    巻機山、手前に大源太山と七ツ小屋山


 茂倉岳を後に、とりあえずトマノ耳まで戻る、11:27一ノ倉岳、11:47ノゾキ、12:14奥の院、12:26オキノ耳、12:37トマノ耳、昼時にさしかかったせいか、40-50人会ったろうか。ここから肩の小屋で小休止して、夏道の天神尾根を下り、天神平への小道を分け、田尻尾根を下って駐車場に戻る予定、12:44-12:49肩の小屋。

     帰路は、右手に谷川岳を見ながら                              一ノ倉岳へ、
  

            何度見ても凄さに足がすくむ景色、帰路は正面から向かっていく
          

    ノゾキ                                      一ノ倉沢出合を撮りました
  

     奥の院付近から散策するハイカー多数                  オキノ耳を越えて
  

    トマノ耳へ、                                   ここにも数名
  

    谷川岳を下り                                   肩ノ小屋で小休止
  

 天神尾根に出てビックリ、昔歩いたことはあったが、こんな夏道のイメージはなかった。兎に角、スゴイ道だ、登りは良いとしても、下りは往生するでしょう。12:55天神ザンゲ岩、13:09天狗の留り場、13:28熊穴沢避難小屋、ここからは壊れてはいるが、どこにでもある登山道だ。14:46天神峠分岐、13:52田尻尾根分岐、ブナ林の中を急降下していく、ここはまともだ、14:25田尻尾根入口へでて、作業を下り、14:41西黒橋で国道へ、14:46慰霊碑駐車場に戻る。

   天神尾根の夏道下りは木段からはじまる                  天神ザンゲ岩に出て反省?かな
  

  ガレ場のような道を下り、天狗の留り場へ                   辛抱の道をさらに進めば、熊穴沢避難小屋が見えてくる
  

                           小屋からは、まあまあ、まともな登山道となる
  

                笠ケ岳方面                       谷川岳方面、共にクッキリしてきた様子
  

   田尻尾根分岐、ここから土合まで3.6kmとある                 マチガ沢をチラッと見て、樹林帯の中を下る
  

    田尻尾根入口に出る、                 ここからは作業道、頭上にロープウェイ
  

         西黒沢橋で国道に出て、間もなくP               途中、こんな光景・・・・・・
  
 総所要時間は、9時間51分、梅雨時の晴日、まあ、うまくいったほうかな。

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