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平標山・仙ノ倉山      日付順記録へ   8080221の雑記帳へ
山行日
    2017年6月9日   晴れ   単独 

コース
     平標山登山口駐車場→松手山コース登山口→鉄塔→松手山→平標山→仙ノ倉山→平標山→平標山乃家→大源太山分岐→大源太山→大源太山分岐→三角山→R17浅貝バス停→平標山登山口駐車場
                                           平標山の花編はこちら

 6/4に雨で引き返し、再山行である。聞くところによると4日は雪が降ったとか、そうなると、花がやられてないか、心配だ、4:13駐車場を出発、4:16松手山コース登山口へ、予報では湯沢、みなかみとも晴れだったが、今は濃い霧の中だ。4:58鉄塔まで進むと回復の兆し、鉄塔の間から苗場山が現れてきた。もうひと踏ん張りして、5:28松手山通過。

【駐車場〜平標山】            【平標山⇔仙ノ倉山】へ   【平標山〜大源太山〜出発地】へ

   平標山登山口駐車場、出発時10台                     松手山コース登山口、これより山間へ
  

   丸太の木段を急登                              ゴツゴツした岩場を通過
  

    いばらく緩やかに進む                             再び急坂を上がって
  

     鉄塔に出る、間もなく、霧がとれて晴れるでしょう               鉄塔の間に苗場山
  

    大源太山?                                    筍山
  

                         ブナ、ダケカンバ、シナノキの樹林帯の中を進む
  

    急坂を抜けると、                                平標山が現れる
  

     泥濘を抜けると松手山山頂                           西方向は山並が現れた
  

 ここから長い木段の下まで緩やかに進む、足元にはミツバオウレン、イワカガミ、登山道の左右低木の間にムラサキヤシオが点々と咲く。あれっ、何だ、たっぷり露を含んだマンサクの花ではないか。雪解けとともに一番に花をつける低木だが、なぜ、今ここに。色はあせて、芽吹きと同時進行しているようだが、こんな光景を目にするのは初めてだ。振り向いては霧のベールと苗場山を眺めて立ち止まる、松手山も下の方へ、上っている実感も感じながら。

                                松手山、苗場山を振り返りながら
  

    あれっ何だ!  マンサクの花が残っていた                 水をたっぷり含んで・・・・・
  

     ブナの幼葉、時季外れの紅葉?                        ムラサキヤシオも点々と
  

                       霧が流れている、    苗場山、松手山方向
  

    苗場山が独特の山体を現す、手前が松手山




           登山道際にイワカガミ、ミツバオウレン、ナエバキスミレが点々と
  

 「長い木段付近からシャクナゲが咲き乱れている・・・」、近々のネット情報だ、しかし、現実に目にしたものは、茶色く変色し腐ったような花だった。間を縫って木段を踏む、上がれども、見渡せど、それは酷くなるばかり、最初のハクサンシャクナゲの群生地に着いて気が晴れた。草丈が伸びて、ちょっとだらしなく見えるが、沢山咲いてキレーイだ、6:26大山祇碑。ちょっと進むと2つ目の群落、陽も当たり苗場山を背景に撮る。道沿いには、復活しつつあるシャクナゲもあったが、・・・・・、6:48平標山着。

  長い木段の手前でシャクナゲが現れるが、ほとんど茶色く変色している、6/4の雪害らしい、あとから咲いた花はキレイだが・・・


    ハクサンイチゲの群落に出る、好みからはちょっと遅かったかな


    ハクサンイチゲと苗場山


   一番早く咲く場所なので芯が立っている


   一ノ肩付近から平標山


    緩やかに進むと                                 大山祇碑
  

    一ノ肩付近から苗場山




  同、浅間山付近展望


  二つ目ののハクサンイチゲの群落




      苗場山を背景に、こんな感じが好みです


    復活しているがシャクナゲの見栄えがしない・・・                       平標山直下
  

    直下から巻機山〜仙ノ倉山、平標山  画像クリック拡大    


   シャクナゲの間を抜け                                     平標山山頂着
  

 南方向の眺望は頂けないが、あとは素晴らしい展望だ、北アルプス白馬三山がクッキリと。先客の男性は初めてのようが、見渡す景色に金縛り状態、「下のお花畑が・・・・・」、聞こえないようだった。木段を下って行くと、例年と様子が違う、ミネズオウが咲いてない、ミネザクラは終わってしまったのか、ハクサンイチゲとハクサンコザクラは点々と咲きだしている。チングルマ、コシジオウレンは見つからず、ミツバオウレンはホンのちょっと、、ミヤマキンバイはびしょ濡れで閉じたままだった。鞍部から登り返すと、復活したアズマシャクナゲ、元気いっぱいのミネザクラが迎えてもらい、ほっとする、7:49-8:12仙ノ倉山。。

  平標山山頂から展望、まず、西方向に苗場山


 苗場山の左手に北アルプス(唐松岳〜小蓮華山)、頚城山塊の一部が見える  画像クリック拡大   



 赤城山〜苗場山  画像クリック拡大  


   榛名山


   赤城山



 棒立山〜袈裟丸山  画像クリック拡大  


   仙ノ倉山


   奥に燧ケ岳、至仏山、手前右寄りに谷川岳


  中央手前に茂倉岳、一ノ倉岳、奥右に燧ケ岳、至仏山


  奥に平ケ岳


   奥に中ノ岳、手前中央に巻機山




【平標山⇔仙ノ倉山】
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   平標山のお花畑を見下ろしながら、木段を下る


  ハクサンイチゲは広範囲に分布している




   ハクサンコザクラは咲き始め




   アズマシャクナゲは6/4の雪の影響を受けて変色多し、後から開いたものは元気




   ミネザクラは晩期、残り物に福あり、本数は少ないが綺麗だった





 お花畑から登り返して左に曲がる、この付近からの展望  画像クリック拡大  仙ノ倉山〜子持山



 同、展望  画像クリック拡大  浅間山〜苗場山


   軽く登り返すと                             谷川連峰の最高峰仙ノ倉山
  

 仙ノ倉山の展望  画像クリック拡大  守門岳〜小出俣山


  画像クリック拡大 巻機山〜榛名山


  左回りで、まず赤城山


   袈裟丸山、皇海山


   日光白根山、手前に武尊山


  奥に燧ケ岳、至仏山、手前に谷川岳本峰


  燧ケ岳、至仏山


   平ケ岳


 中ノ岳


     画像クリック拡大 苗場山〜棒立山


  苗場山


    浅間山付近、左から浅間山、黒斑山、西籠ノ登山


  榛名山方面、左から二ツ岳、相馬山、掃部ケ岳


  子持山


 山頂の眺望を目に焼き付け、目覚めたミヤマキンバイとにらめっこ、夏の日差しを浴び、思い切り花びらを広げている感じ、今、一番輝いているのはこの花だろう、9:05平標山に戻る。

  仙ノ倉山山頂を後に、帰路、陽ざしを浴びて開いたミヤマキンバイを観ながら平標山に戻る






   木段を上って                                    平標山山頂へ戻る
  


【平標山〜大源太山〜出発地】  ページTOPへ

下って、9:45平標山乃家、今日はいい天気なのに人が少ないなあ、10人ほどに会っただけ、もう10時になるのだが、小休止をして予定通り大源太山に向かう、10:47大源太山分岐点、11:00大源太山着、小休止。何度来てもここの景色は良い、深い谷を介してそびえ立つ岩峰、エビス大黒ノ頭に惹かれる。主稜線からは簡単に通過できるが、人を寄せ付けそうもない、11:21分岐点に戻る、11:31三角山。

       木段を少々下って                            平標山山頂を振り返る
  

     残雪を渡る                                    雪道から仙ノ倉山
  

   グシャグシャな道を通り                              木段を下ると
  

  シャクナゲの群落を抜ける、しかし、雪にやられて・・・             その後開いた花も・・・
  

   仙ノ倉山をバックにアズマシャクナゲ


   二つ目の残雪を下る




  タテヤマリンドウが咲き始めていた


  平標山乃家を直下に                                  山頂を振り返る
  

          小屋前で平元新道分岐                             平標山乃家と平標山
  

 小屋付近から仙ノ倉山とエビス大黒ノ頭


  ムラサキヤシオが点々と                             向かう大源太山
  


 仙ノ倉山とエビス大黒ノ頭    画像クリック拡大 


   シラネアオイ、やっと元気な花に


  平標山、仙ノ倉山、エビス大黒ノ頭・・・   画像クリック拡大 


    ツバメオモト


  平標山、仙ノ倉山、エビス大黒ノ頭・・・    画像クリック拡大 


   大源太山分岐                                 傷んだシャクナゲ
  

    ムラサキヤシオは元気                             大源太山
  

 大源太山からの展望    画像クリック拡大 


   エビス大黒ノ頭


 万太郎山


    谷川岳(左奥)


  分岐点に戻って、正面に三角山                           歩いてきた大源太山
  

   三角山直下のシラネアオイ


    三角山、バックは大源太山                             平標山、仙ノ倉山を振り返る
  

 ここから浅貝へ下るルートは人が少ない、急坂の連続、国道に出てから足の問題かな、でも明るいブナの道は実に気持ちいい。一度ワンコを連れて、紅葉の季節、浅貝から往復している。その時、ワンコがはしゃぎ過ぎて、コロコロするもので、大きなダニをいっぱい土産につけて帰りました。言葉は通じませんが、喜び方は伝わってきます、12:40毛無山、13:11浅貝バス停、R17をテクテク歩いて、13:59出発点の駐車場着。

    苗場山、雲が・・・


   浅貝へのルートに入る、ブナの道




   鉄塔を越えちょっと登り返して毛無山                     ムラサキヤシオと付近の尾根
  

  急坂を下って、スキー場の最奥に出る                     道標
  

  スキー場の作業道を下って                              浅貝でR17に出る
  

  長いスノーシェッドを歩くと                            長ーい猿の糞
  

  抜けると平標登山口バス停                            その先で一周に幕
  

 総所要時間は、9時間46分、平標のお花畑はあと1週間から10日もすれば、見頃を迎えるでしょう。梅雨の晴れ間をみてお出かけ下さい。



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