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浅草岳
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山行日
    2017年6月27日   曇りのち晴れ   2名 

コース  地図はこちら(奥武蔵のTさん提供)
     六十里越登山口→鬼ケ面山→浅草岳→鬼ケ面眺め→浅草岳登山口(田子倉湖側)   

      <ルートと実績>(奥武蔵のTさん提供)
      浅草岳六十里登山口駐車場(4:49)⇒浅草岳六十里登山口(4:51)⇒マイクロ反射塔(5:42-46)⇒南岳(6:56)
      ⇒鬼ヶ面山(7:32-39)⇒ムジナ沢カッチ(8:36-37)⇒前岳直下・分岐点(9:26)⇒浅草岳(9:50-52)⇒
      天狗ノ庭方面散策・休憩(9:56-10:47)⇒鬼ヶ面眺メ(11:41-45)⇒田子倉只見沢登山口(12:50)⇒田子倉只見沢登山口駐車場(12:53)
          1)歩行時間:8時間04分(休憩含む)
          2)歩行距離:約15.0Km(AMBIT3 PEAKより)
          3)累積プラス高度:約1460m(AMBIT3 PEAKより)


【六十里越登山口〜南岳】    南岳-浅草岳    浅草岳-田子倉登山口

 相互リンクしている“横手の休日”の奥武蔵のTさんと浅草岳のヒメサユリの鑑賞に出かける。天気が気になるところだが、雨だけは避けたい。しかし、歩きだすとガスってしまい、日暮れの気分。でも、雲が徐々に払われ、雲海に浮かぶ山並を眺望しながら、上へ上へと。稜線に出たときは、それは、雲海と残雪の山並、綺麗な光景が広がっていた。

                     浅草岳登山口(田子倉湖側)、無料休憩所&駐車場 、Tさんの車を駐車して
  

    戻って、六十里越出発                            道路を斜めに挟んで登山口
  

    いきなり、V字の道を急登                          しばらくトラバースぎみに上がって行く
  

   小さな沢を2,3越える                               1つ目の鉄塔、ガスってしまった
  

   ナルコユリ                                       タニウツギ
  

     ミズキ                                       コケイラン
  

   ギンリョウソウ                                 コウガイヒル、ミミズを捕食、人には無害
  

    近くの山並と雲  前毛猛山                           手前が横山、右奥が猿倉山
  

    雲間から弱い陽が差す                              電波反射板着
  

   ここから北西方向に守門岳


   西方向に裸山(手前)


  南西方向には左から、毛猛山、中岳、百字ケ岳、六郎助山、この山塊の左に兎岳、小兎岳


  南東方向に会津朝日岳、横山、猿倉山


   タニウツギの大株


    ホウチャクソウ                                    ユキザサ
  

                             また見つけちゃった、コケイラン
  

    タムシバ                                       ウワミズザクラ
  

  2つ目の鉄塔を通過                                間もなく右折、花を探しながら高度を稼ぐ
  

    イワウチワ、点々と残っていた                          アカバナエンレイソウ
  

    タムシバ、花は晩期                                    これから咲くタムシバ
  

    マイヅルソウ                                   クロモジの花
  

     イワナシ                                     カタクリ、花は晩期
  

    サンカヨウ、雪の解けた所から開花したようだ


      サンカヨウ、透き通るような白さ


    ツバメオモト


    ショウジョウバカマ

         
                                   灌木のトンネルを進む
  

   間もなく稜線に出る                                出るや、正面に浅草岳
  

   辿って行く稜線   画像クリック拡大  南岳〜浅草岳


  稜線を振り返る                                    南岳山頂到着
  



【南岳〜浅草岳】  この間で出逢った花はこちら          浅草岳-田子倉登山口       ページTOP 

 南岳を一歩下ると、ヒメサユリのお出迎え、ミツバオウレン、イワカガミ、アカモノ、ゴゼンタチバナ、ウラジロヨウラク、サラサドウダンの共演、遠望する景色はクリヤーではないが、梅雨時の花見山行、我慢どころでしょう。難点も無いわけではない、狭い尾根道を上がったり下がったり、泥濘みあり、根っこは出ているは、視線が花にロックオンされているので、時々足をとられる。もう一つ、虫よけのネットを忘れてしまった。兎に角、虫の多い山だ、ガリガリかきながら、血をにじませながらの花見だ。でも、ヒメサユリは綺麗だ、一緒に連れて帰りたいと不埒な考え。

        南岳を下ると                             直にヒメサユリが迎えてくれた、一番に逢った花
  

 ヒメサユリを観賞しながら狭い尾根道をアップダウン












  時々目をやる浅草岳は雄大


 南岳を振り返る


                                   鬼ケ面山到着
  


 鬼ケ面山前後はすでに見頃を迎えている、貉沢カッチを過ぎ、ニッコウキスゲとのコラボの見られるところで高嶺の花は消える。前岳の雪田を過ぎても浅草岳の山頂付近でも、数えるほどしか咲いてない。

        浅草岳に雲がかかるが                            直に通り過ぎたようだ
  

  北岳への上り


  浅草岳には薄いベール




        岩場の横を通り、北岳をかすめて                  急坂を下る
  

  鞍部から北岳を振り返る 画像クリック拡大   


  鞍部から北岳


  同、浅草岳方面


 小ピークを超え、また北岳を振り返る  画像クリック拡大   


                                     登り返して、貉沢カッチ
  

 貉沢カッチから辿ってきた峰々  画像クリック拡大   


                            しばらく灌木の間を緩やかに進む
  

  時々岩間から下方を眺める
            



    田子倉湖


  ヒメサユリとニッコウキスゲの共演


  振り向いて一枚


   登り返して、大きなイチイを抜け、                        前岳直下ネズモチコースと合流
  

   残雪を下って合流点へ


                                     この先で、大きな雪渓を上がる
  

     雪渓を渡る風は心地よい


  雪渓上部から浅草岳山頂


    直下の湿原から守門岳をバックにワタスゲ


                                   浅草岳山頂到着
  



  【浅草岳〜田子倉登山口】     南岳-浅草岳   ページTOP

 山頂には10人-20人ほど、平日であり、ネットの天気・開花情報等で手控えたのか意外に少ない。花々&眺望を十分楽しみ、同行した奥武蔵のTさんも念願かなったようで、満足顔だった、1時間ほどの散策&休憩、時間的にはちょっと早いが、山頂を後にする。
 
 山頂から南〜東方向の展望   画像クリック拡大   


  越後駒ケ岳周辺


    越後駒ケ岳周辺


                                 山頂のちょっと下で休憩
  

 田子倉湖方面


  山頂から北東方向に湿原まで標高差で100mほど下りながら、花探し     キスミレ


   イワカガミ


   シラネアオイ




  ミツバオウレン


  オオカメノキ


   コシジオウレン


  カタクリの残り花


   地塘から浅草岳


                           戻って、山頂を後に、急坂を下る
  

   登山道沿いにチラホラとヒメサユリが咲いていた


  しばらく下った場所から鬼ケ面山




  振り返って山頂部


 辿ってきた尾根筋  画像クリック拡大   


   鮮やかなヤマツツジ


                                鞍部でブナの樹林帯に入る
  

   通るたびに撮ってしまうブナの森


 鬼ケ面眺めに着くと、先客が「赤城さん、・・・・・」、これにはビックリ、良くHPを見て頂いているとか、有難うございます。ここを発つとすぐ、Tさんがストックで指すんですよ、生き物のようです。嫌いな方もいるので長々書けませんが、シマヘビです、綺麗でしたよ。尾根に沿って高度をグイグイと下げ、大久保沢を渡り、只見沢を渡れば、Tさんの車の置いてある田子倉登山口である。

 鬼ケ面眺めからの展望  画像クリック拡大   


 切り立った岩脈が素晴らしい


 鬼ケ面眺めから浅草岳


  Tさんが指すものは、                               ストライプとつぶらな瞳のシマヘビでした
  

   その先、田子倉眺め                                  田子倉湖が見えるのは一部
  

   振り返って浅草岳


   この辺は快適な下り道                            ヤブツバキが咲いていた
  

   下って、下って                                 大久保沢を横切る
  

                                雪の残る只見沢を渡る
  

                                陽ざしを受けて緑が輝く道
  

    青空の下、また浅草岳山頂を振り向く


    田子倉登山口到着                               西側が休憩所のある駐車場
  
 総所要時間は、8時間04分、梅雨時にしては天気に恵まれ、元気のいい花々に出逢って、嬉しさ10倍、次の山行に繋がればよいが。同行されたTさんには、何から何まで、お世話になりました、またの機会、楽しみにしてます。

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